F76 ブラックウィドウ
合衆国空軍が開発した新型戦闘機。少数の生産運用を前提とし、最新技術を多数用いた実験戦闘機として開発された。レーダーはスカイウォーリアに搭載されたバッツレーダーの出力向上型であるバッツⅡを装備、探知距離が200㎞ほどまで強化されている。エンジンはストライカーMK33エンジンを搭載、推力は21トン発電機の強化でより高出力のレーダーにも対応可能。その出力を活かしてレーザー兵器も高出力化されている。本機最大の特徴は、コンピュータを機体外板の製造時に埋込み、外板と一体化させることによって、軽量化と機内容積の増加、更に情報処理能力の向上を果たしている。なお計画時には機体全体にこの構造を採用予定であったもののコストの面から断念され、主翼とコックピット周辺の一部に限定的に採用するにとどまった。しかしながらこの構造を採用したことによってコンピュータの処理能力が向上、これを活かして陸海空問わず味方の発射したミサイルの誘導中継や通信の中継、有人機、無人航空隊の指揮管制など、データリンク性能が飛躍的に向上し、陸海空軍の作戦中継機としての役割も期待されているほか、より多数の敵モジュールに対しての電子攻撃(レーダーに対する欺瞞情報の表示など)も可能になったその数はそれまでの6世代戦闘機や5,5世代戦闘機よりも多い。さらに、実験機“ニンフ“で培った脳波制御技術も取り入れられ、本機のコンピュータ処理能力と併せて非常に高い機動性能を実現している。これまでの機体で搭載されてきたステルス技術、パイロットサポートシステムもしっかりと完備されている。
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