【性能諸元】
製造:Phantom-Works(ATI/CMI/EMI)
等級:多機能モジュール式主力戦車
階級:Phase2 Ver,4.0(第4世代)
乗員:3名+1基 車長/操縦手/砲手+ゾルダート・ブレイン
全長:30B(共通)
全幅:11〜13B
全高:10B〜
重量:55〜68t
主砲
・Mk.25X-130mmカート滑腔砲:L52
・Mk.25X-140mmカート滑腔砲:?
副武装:RWS×2
・12.7㎜重機関銃(遠隔操作)
・2連装多目的ミサイルランチャー
・20/30mm機関砲
(遠隔操作)
装備:
・シュルカーボックス濾過自動装填装置
・アクティブ防護システム用ディスペンサー発射機×4
・オブザーバー式複合射撃管制装置
・コマブロ式通信装置
エンジン
・後部装甲ユニット(7×6)
・多目的かまどガスタービン
・RSバッテリー×2
装甲:
前部装甲ユニット(7×9)
・積層深層岩セラミック複合重金属プレート
装甲モジュール(5×7)
・通常/重複合装甲(強化深層岩セラミック複合重金属プレート)
・通常/重爆発反応装甲(強化深層岩セラミック複合重金属プレート/爆発反応装甲)
サイドスカート
・積層深層岩セラミック(軽装甲)
・積層深層岩セラミック(物理装甲)
・爆発反応装甲
対戦車地雷用底面装甲
・積層深層岩セラミック(物理装甲)
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【概要】
統合国家ファントムが初めて130mm以上の戦車砲を登載するために新規開発した多機能モジュール式主力戦車。
新型砲塔を搭載するため、最新のモジュラー式主力戦車のMMBT Mk.2(以下、前モデル)のデータを元に大型戦車の試作機であったType 00とType 05の設計を反映させている。
最新の主力戦車であるMMBTの技術の応用によってRWSや装甲モジュール、砲塔の増加装甲に対応しており、今までと同じ仕様で運用する事が可能である。
高い性能を誇る反面、大型化によるコスト増加に伴い生産数は前モデルの半分程度となっており、120mm砲搭載戦車が数の上では主力を張る事になる。
【形態】
前モデルと同じく主力戦車形態を基本として装甲を増加していく形であり、主力戦車形態、更に装甲モジュールを重装甲に換装、砲塔の装甲強化を行った重戦車形態及び更に増加装甲を施した増加装甲仕様、移送や保管用の素体の4形態で運用される。
【攻撃力】
かつて開発中止になっていたXDCCに近い機構を中に有する新型砲塔を採用したファントム初の120mm戦車砲以上の口径を誇る130/140mm砲の搭載が可能となっており、高い貫通力と威力を誇る。
また、複合射撃管制装置(FCS)が砲塔前部中央に半埋込み式の新規設計の物になり、ゾルダート・ブレイン(コマブロ)を搭載して高性能化を果たしている。砲手や車長が射撃判断を下すものの、ほぼ無人砲塔となっている。
砲塔が大型化したことによりRWSの2基搭載が可能となり、機関銃や誘導弾だけではなく機関砲も選択可能になったことで装甲車両に対しても有効的な攻撃手段を確保出来ている。
【防御力】
前モデルと同じく前部装甲ユニット及び装甲モジュール、砲塔前後部の増加装甲、対地雷用底面装甲に対応しており状況に応じて装甲搭載量の調整が可能であり、砲塔や車体の大型化によりかつての規格よりも装甲の搭載量が増えた為、防御力が向上しており、素体の状態でも前モデルの主力戦車戦車形態と同等の防御力を保有している。
前部装甲ユニットと装甲モジュールは車体の大型による全長の延長による搭載装甲圧が増加されており、同戦車砲にも耐えられる設計となっている。特に装甲モジュールは複合装甲と爆発反応装甲の通常版と重装甲版を用意、改造により装甲の増設も出来る運用性と性能の向上に繋がっている。
砲塔の増加装甲モジュールは前部上下部、後部上下部の計4箇所に装着が可能になっており、大型化した砲塔へのカバーを行っている。
【機動力】
MMBT Mk.2と同様にパワーパックのモジュール化にしており、大型化した車体を動かすために多目的かまどガスタービンとRSバッテリーの増設を行っており、高出力を保持している。
【運用】
今まで運用してきたMMBT Mk.2と違い完全に新規生産され、130mm以上の口径を持つ為に車体の大型運用コストが高い為、それらを置き換える形で通常運用の450両と保管用の180両を含めた630両(+α輸出用)が運用される。