ヴェルリーリ M1915
合衆国の首都パリの郊外でひっそりと経営されている老舗時計屋”ヴェルリーリ”にて作られたピストル。
当時は第一次世界大戦の真っ只中で、兎に角銃がいるとのことから国家総動員体制の流れの中で当時の店主リカルド・エルゲー・ヴェルリーリが製作した。本銃の特徴はその動作機構で、反動利用式のオートマチックリボルバーとなっている。その為機構は複雑で泥が侵入しやすい野戦では故障が頻発した。実際に第一次世界大戦の戦場で使った将校曰く”打つ頃には壊れているか、一発撃つと壊れる”と言われるほどの信頼性の低さだったという。しかしながら大戦が終結したのち一般に流通するとその独特な機構とフォルムからファンが増え、その生産数の少なさと併せて今ではコレクターの間で高値で取引されている。
なお、今現在でもその時計屋は経営しており、現在でも本銃の受注生産を行っている。弾薬は9×16㎜ヴェルリーリ弾を使用、発射薬が少ないため、銃身の延長で対応している。なお本弾薬はそこそこの問題作で、なんと鉛むき出しの弾頭に水銀弾芯を備えるトンデモ弾薬となっており、”条約違反ピストル弾”などと呼ばれている。モデルはウェブリーフォスベリー
ライフリングとか色々作りこみました。褒めて()
アーサーとリーネンベル・キャトルの愛銃でたまに時計屋に出入りするところが目撃されている。
輸出可能
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