主砲:55口径130mm 2A56
副武装:12.7mm RWS,12.7mm同軸機銃
装甲等:複合装甲、爆発反応装甲、飛散防止内張、スラットアーマー、ブローオフパネル
エンジン出力:1,800hp
重量:49.8t
行動距離:410km(外部タンク520km)
速度:前進80/後退30
高性能ではあるが高価で、また重量過大により冬季の泥濘地など通過困難な箇所があるなど課題もあるVKS-60と並列して使用されるスタンダードタンクとして計画された。
【火力】
威力と取り回し、信頼性や価格を考慮し130mm砲が採用されていて、APFSDSによる貫徹力は800mmを越える。140mm砲弾よりも軽量であることにより装填時にかかる負荷が低減し、装填装置の信頼性が向上している。装填は二重ベルト装填装置により4.5秒で30発を収納可能。
【装甲】
複合装甲に加え、正面に新型爆発反応装甲「グリパーニヤ」を装着。防御力はRHA換算で約890mm(KE)、1400mm(CE)とされている。さらに乗員区画には飛散防止内張があり、十分に守られている。
砲塔正面は楔装甲と複合装甲の影響でRHA換算で約910mm(KE)、1500mm(CE)程度の防御力を誇る。
即応弾30発を格納する砲塔にはブローオフパネルを装着、爆炎を逃がすことが出来る。
【機動性】
48tの重量と1800馬力のディーゼルエンジンにより軽快な機動性を持ち合わせているほか、重量と改良履帯からくる接地圧の低さにより泥濘地や重量制限のある橋なども走行可能。
【その他】
センサー類は車長用サイト・砲手用サイトに「オートゥロ-ベータV3」「ソミュア-SM2」を装備している。
ハンターキラー能力の強化、照準の快適・正確性に寄与している。
装備するサーマルはG3クラス。
砲塔の全周をカバーするようにレーザー警報装置が配置されており、敵からのレーザー照射を受けて自動で煙幕を展開することが出来る。