ベアパルト3
合衆国陸軍が開発した新世代戦車。本車は世界各国の戦車の性能向上に対して、先制発見・先制攻撃・先制撃破を成立させるために開発された。主砲は56口径140mm戦車砲を装備、自動装てん装置によって毎分15から20発の発射速度を誇る。主砲には同軸で40mm機関砲を搭載。これを無人砲塔に収めている。砲塔には他にも大型対戦車ミサイル、無人機射出装置を装備、上部には30mm機関砲を装備しドローン対策も行われている。砲塔側面には高出力マイクロ波兵器を搭載、接近するミサイルなどの誘導兵器を撃墜可能。スモーク発射機も隠顕式で装備している。装甲は複合装甲を採用。更にベアパルトに採用された形状記憶合金を採用し、被弾後にもセラミックの再焼結と併せて同一箇所に複数被弾しても防御力の低下が起こりにくくなっている。また、装甲そのものは非常に強固に出来ている。車体各所には多数のセンサーが搭載され、乗員のHMDに投影され、全周囲を視界に収めている。また、外気を取り込んで主装甲と外装の間に循環させることで車体温度を低下させ、IRに非常に発見されにくくなっている。エンジンの排気も外気と混合されたうえで排気されるため、エンジンの排熱も赤外線での探知が難しくなっている。静粛性も高く、従来の戦車よりも遠距離での音響的発見をされにくくなっている。最高速度は前進85km/h後退60km/h。乗員は3名で、全員車体の装甲カプセルに乗り込む。車体形状のおかげでレーダー、レーザーでも探知されにくくなっている。
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