1.
概要
この作戦は、ポウロワイ号事件の外交による解決が
絶望的になったときに実行される。
もしもこの作戦が実行されることになった場合、
ハルビン条約機構軍にとって初実戦になるために
出来る限り早期終結させる必要がある。
もしもこちら側が消耗戦に引き込まれた場合、
それは最終的にECSCにHCOの実力を見せつける結果となるからだ。
2.
敵戦力
オマーンの陸上戦力はチャレンジャー2とM60A3といった戦車や
FGM-148、ミラン、TOWなど、非常に高い水準を有している兵器が多い。
また、イエメンも少数だがT-80、T-90を保有している。
しかし大多数はT-54、T-62、M60などの旧式兵器で、
残りはT-72と第二次世界大戦中に使われたT-34である。
歩兵戦闘車も旧東側諸国としては一般的なBMP-1とBMP-2のみで、
これもさしたる脅威にはならないだろう。
対戦車兵器もM40、B-10、SPG-9と言った無反動砲と旧式の9M14だけで、
ごく少数の高性能兵器と大量の旧式兵器の組み合わせと
中小国としては一般的な軍備である。
しかし、対空兵器は旧式の物が多く
対空機関砲は40mmボフォースL60にエリコンGDF、
SAMもミストラル、ジャベリン、NASAMS、
SA-2やSA-125、9K32と言った不十分な物しか保有していない。
…ただし、イエメン軍はS-300とトールを装備しているとの情報があるため注意したい。
次に海軍戦力だが、
オマーンはコルベット7隻、揚陸艇2隻、哨戒艇17隻、ミサイル艇4隻、補助艦艇5隻。
イエメンはタランタル型コルベット2隻と数隻のオーサ型ミサイル艇だけである。
両海軍とも脅威はエグゾセとシルクワーム対艦ミサイルぐらいだが、
シルクワームは1950年に開発された旧式で、SAMやCIWSで簡単に撃ち落とせる。
また、エグゾセも70年代に開発された兵器ではあるが
イージス艦を使えば撃ち落とせると思われる。
航空戦力に移る。
オマーン空軍はF-16Cやユーロファイター タイフーンなどの
強力な航空兵器を有しており、苦戦は免れないでしょう。
一方でイエメン空軍はSu-22、Mig-29、Mig-21、F-5などの旧式機しかないため
容易に無力化できると思われる。
最後に化学兵器及びその運搬手段だが、
イエメン政府はフーシ派などの反政府戦力の鎮圧に毒ガスを使用しているとみられ、
これは我が軍の作戦行動にとって重大な脅威となる。
種類は恐らくサリンか青酸ガスで、どちらも安価な大量破壊兵器である。
また、運搬手段もスカッドAもしくはBを保有しており
これは2015年にサウジに対して1発発射されているため、
現在も作戦能力があるとみて間違いない。
3.
作戦内容
3-1.
事前攻撃
・まず、高高度偵察機による敵の予備陣地偵察を行う。
絶対的制空権確保の為、航空基地は優先して見つけること。
・続いて海空軍による大規模攻撃を開始する。
この攻撃は巡航ミサイル攻撃によるレーダーサイト破壊、
飛行場に対する誘導爆弾とクラスター地雷弾頭による無力化、
兵站拠点の破壊の三つを重点的に行う。
・最後に攻撃機と電子支援機によるSEED任務を行い、
敵の対空戦闘能力を完全に消滅させる。
3-2.
上陸
・この作戦ではチェコ軍、東州共和国軍がオマーン国の首都であるマスカットに、
満州帝国軍、大和共和国軍、日亜国軍がイエメン国境付近にあるサラーラに同時上陸する。
なお、上陸手順は主に下の方法に従うこと。
・まず事前に確認した陣地に対し、敵戦線の前線・後方問わず
戦艦の艦砲による制圧射撃や駆逐艦や潜水艦からの巡航ミサイル攻撃、
攻撃機、爆撃機、マルチロール機による戦術爆撃と遅滞攻撃を実施。
・続いて海兵隊を海岸に上陸、あれば空挺軍を戦線後方に降下させて
敵の退路を断ちそのまま包囲殲滅に移る。
3-3.
制圧
・上陸部隊の展開が終了後、主力部隊を揚陸させる。
・まずマスカット方面で
2個戦車旅団、3個自動車化狙撃旅団からなる第一梯団が突破のために急襲攻撃を行い、
続いて2個騎兵空挺旅団が側面・後方地帯へと降下。
上陸時に取り逃がした部隊もここで包囲殲滅する。
・さらにサラーラ方面でも攻撃を行い、
北部(サウジアラビア方面)に向けて突破攻撃を開始。
オマーン・イエメン軍を分断し、その後チェコ・東州軍で
オマーン国内の逃げ遅れた残存兵力を殲滅する。
・オマーンの制圧が終わった後、続いてイエメンの制圧に移る。
なお、イエメン西部は反政府勢力であるフーシ派の支配下に置かれているため
彼らとも協力して攻撃を行う。
この時点で両国とも戦力は残っていないため、容易に制圧できるだろう。
・なお、両国全土の攻略は3週間~1か月ほどで行うこととする。
オマーン・イエメン侵攻作戦。
対人戦ではないのでまあいいかと
揚陸用の輸送船などを貸して頂ければ10万の兵力は投入出来ます
ヘイ!乗ってくかい?
了解です。
オーストリア軍(属国)から1個遠征打撃軍分引き抜いてきます。
まあそれで全戦力ですが…
・ヴルタヴァ級揚陸指揮艦
「ベイ」
・ノヴェー・ザームキ級輸送揚陸艦
「キャンベラ」
「アデレード」
・フラデツ・クラーロヴェー級ヘリコプター巡洋艦 フライト2
「パース」
・レオシュ・ペリーシェク級ミサイル駆逐艦
「ホバート」
「ブリスベーン」
・ジリナ級潜水艦
「コリンズ」
・トルナヴァ級補給艦
「サプライ」
兵力には余裕があるので単独でイエメン攻略なども可能ですがどうします?
それよりも、サラーラから北部に突破後の
オマーン国内の残存兵力殲滅を手伝ってくれた方がいいですね。
その方が死傷者も減らさせれますし()
地上軍6万
航空宇宙軍2万
海上軍2万
派遣いけます!
地上軍4万
空軍3万
派遣できます
蹴散らしてやるチェコさんの作戦を簡略化した地図 チェコさんの作戦と一緒に見てください。

薄い黄色が3−2上陸
普通の黄色が3−3制圧
クロがかった黄色が オマーンの残存兵力を殲滅するところ
詳細なタイプも作っておきました。
