連合王国
・ウォーカー内閣
現行のテイラー首相は廃止されます。2019年から2024年まで首相を務めていたアルフレッド・エイムズ・ウォーカーが再び連合王国首相となり、人外という脅威が明らかとなったこの国の未来を特異的保守主義のもと強力にリードするでしょう!
・二大政党制
二大政党である保守党と労働党は一見団結した政党のようにも見えますが、実態は違います。強硬派や穏健派、守旧派など数多もの派閥に分かれ、そして党を指導する党首はそれらの派閥を出来る限り一つにまとめ上げる必要があるのです。
・長き歴史
チャーチル、マクミラン、ウィルソン、ヒースの時代を歩んできた連合王国は、サッチャー政権下で急速に変化しました。新保守主義的な政治と新自由主義的な経済を作り上げたサッチャーは1949年から連合王国が秘匿してきた人外の情報を公開し、亜人との戦いを掲げ統制と排除を開始したのです。その姿勢は現在まで続いており、連合王国は監視カメラと盗聴器による監視のもと亜人を排除し続けています。
連合王国植民地諸国
・さらば!アフリカ!
エジプト、西アフリカ、南西アフリカへと広がるマクミランの残した過去の遺物たちは、資源・経済面から連合王国を長きに渡り支えてきましたが、それも終わりへと向かいつつあります。連合王国はスエズ運河などを含む重要地域のみを残し、アフリカから撤退するための方針を進めつつあり、より忠実な臣下を探しているのです。
・北海の科学者
1940年から現在に至るまで、フェロー諸島とアイスランド王国は連合王国の傀儡国であり、ロンドンは北海における重要性から手放そうとしてきませんでした。リベラル派の政治家らはこれらの解放を常々から訴えてきましたが、保安局はそれを許さないようです…
・黒い金
中東地帯は連合王国にとって最も重要な資源の宝庫であり、アラブ首長国連邦、クウェート首長国は保護国という立場で連合王国に石油を提供しています。それによる繁栄は確かにアラブの人民を潤しましたが、広がるバアス主義の風潮は過激化していっており、連合王国からの完全独立のため彼らは運命の戦いを起こそうとしているのです。
イスラエル
・ダビデとゴリアテ
半年に及び続く中東戦争により、イスラエルは揺れています。与党マパイはその勢力を失いつつあり、その背後で躍進を遂げる野党へルートは大イスラエル建国という夢の為、政権を握る準備を整えているのです。もしマパイがパレスチナに敗北するなどという失態を起こせば、へルートは真のシオニズムを達成する為、彼らの額に石を投げるでしょう。
・イェルサレム
ムスリムからの反対を押し切り、イスラエルは今なおイェルサレムその手中に収め正当性を主張しています。しかし中東戦争の行き先によってはその方針も見直されなければなりません。イスラエルへの残留、パレスチナへの移譲、独立国家の建国などイェルサレムは可能性を秘めているのです。