1983年、「現地日本人の保護」を名目にした日本軍はマニラへ侵攻、そこから始まった2年間に及ぶフィリピン戦争の末に、日本はフィリピンを保護国として勢力下においた。日本の勢力下で、フィリピンは都合のいい植民地として扱われ、バブル崩壊とともに高まり始めた反日感情は2度の内戦を引き起こした。
首都:マニラ
人口:116,000,000
軍事
フィリピィン国防省は共和国軍、民間防衛局、国家警察の3つの組織を傘下に置いている。主な任務は国内の治安維持と日本軍の補助であり、航空機や艦艇の保有は日本政府によって制限されている。第一次フィリピン内戦で軍の一部部隊が離反したことで軍への監視の目はさらに厳しくなり、現在は軍四万人の制限が課されている。
共和国軍は4個歩兵旅団と1個の機械化旅団といくつかの支援部隊のみで構成されている。1個歩兵旅団は8つの歩兵大隊で編成、機械化旅団は4個APC大隊と2個IFV大隊で編成されている。戦車や重砲、戦闘機などは保有せず、軽武装のみに制限が課されている。しかしこの軽武装が原因となり、反乱の迅速な鎮圧に支障が出ている。
民間防衛局は災害救助や物資備蓄などに関する運営を行っている。1980年代、フィリピン政府は国内にいくつかのシェルターと地下備蓄施設を建設、それらの施設のうちいくつかは バブル崩壊とともに忘れ去られ、その後に起きる反政府活動の拠点となってしまった。現在は少しずつ再整備が進み、災害対策が行われている。
フィリピン国家警察の任務は治安維持と麻薬撲滅であり、数十年間の間、ギャングとの麻薬戦争を繰り広げている。現在、フィリピンでの麻薬は人民軍などの極左テロ組織などの資金源として利用されており、国家警察は麻薬撲滅が内乱防止の鍵として対策を進めている。
フィリピンには現在、日本軍が陸海空合わせて5万人以上駐留している。日本軍の本土外の駐留では最大規模であり、南方での有事の際にスマトラやミクロネシア方面へ最も早く支援へ迎える南方方面の主要基地になっている。スールー海やセレベス海は海軍基地が近いことから、ギャングの密輸パトロールを兼ねて訓練が多く行われている。2024年の第二次フィリピン内戦では駐留軍の幹部が反政府勢力に武器を横流ししたとして一斉捜索が行われ、数百名が逮捕された。
経済
フィリピンは立地的に燃料庫であるスマトラ島と本土の中継地点であり、1990年代から長らく工業的発展を続けてきた。一方で多種多様な作物を生産する農業国家として成長を続け、日本の支援の下作られた農業学校で最先端の農業を学んだフィリピン人が日本製の農具を使い、日本のための作物を育てる植民地のように扱われてきた。バブル時代、乱造された工場と搾取される農民の間での経済格差は大きく開き、さらにバブルが崩壊すると都市は失業者で溢れかえるような事態が起きていた。その結果としてギャングの麻薬密売に加担するものが増えたため、現在は貧富の差解消が取り組まれている。
フィリピンに企業進出させたい
いいですよー
フェリックス・インターナショナルに進出させて工場作らせますよろしくお願いします