HOI4のmodの一つであるTNOの内容です。
ソ連が第二次世界大戦に敗戦後、混乱に伴う数々の内戦の末、ノヴォシビルスクを支配したポクルィシュキンは市長を務める農本主義者のシュクシンと共に政治を行っていましたが、ポクルィシュキンは「ロシアの栄光」のため企業と癒着し大企業が経済を支配し労働者を統制、武力行使により弾圧する権威主義的な体制を整えていました。
それで得た軍事力を基に、彼はロシアの統一のため他の勢力と闘争を続け遂にシベリアを支配し残す敵はあとひとつというところで、国民からの指示を得ていたシュクシンとの対立は加速し、遂に国民選挙により指導者を決めることとなります。
もちろんシュクシンは自身の意志のみを使って支持を得ようと努力しましたが、ポクルィシュキンは権力を使いシュクシンに冤罪や工作を加えシュクシンを貶めます。遂にシュクシンは選挙に敗北し、ロシアの希望は消え去るのです。
ポクルィシュキンはただ私利私欲のためだけに権力を使っていたのではありません。独ソ戦で自身が空から見た祖国の敗北と没落による地獄のような日々、彼はいかなる犠牲があろうとも祖国が二度と負けないことを決心し今のような政治を行っていたのです。
そして彼は最後の抵抗者を打ち負かしロシアを統一します。全てを犠牲にし、弱者を切り捨てて、彼は強いロシアを達成したのです。
聞こえてくるのは機械の音楽のみ
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