《状況説明:先行部隊が全滅したことが判明した。現在、404小隊がリゾートを占拠していることが判明した。リゾートの区域は非常に重要な区域であるため、早急に制圧する必要がある。》
- 任務概要
敵部隊の殲滅or指定区域へのGPS設置 - 使用武装
個人携帯可能の装備品のみ
ハイテク兵器(ex:ドローン兵器、IISS)の使用はOK - 開始地点
パワーステーション
《屋上に人影は見当たらない。今のうちに定点に入れ》
「10-4」
MPPRのバイポットを展開し、倍率を調整する。
「今日は晴天。狙撃にはちょうど良い天気だ」
山の中で1人の青年の獣耳がぴくりと動く。
《突入部隊αチーム、東棟周辺に到着。敵影は見えないが人の気配はする。多分二階だ》
「了解。2階窓にロックしておく」
パァン!
1発の乾いた銃声がなり、侵入部隊に向かって飛んでいった。場所は屋上。ドローンが去った後に出て来たようだった。
《一名被弾!ヘルメットに当たったが跳弾した!ガチでAIがランダムで判断してんのかよ!》
バンパーが無線で叫ぶ。
「建物の壁に沿って進んで。それならスナイパーの射線に入らない」
そういう時侵入部隊は裏手の入り口に向かって走り出した。
あ
あ
あ
あ
「敵部隊に発砲。一名やりました」
世界最高峰の傭兵部隊と聞いたが、そこまで大したもんではないようだな。コッキングレバーを引き、次弾を装填する。
「確認済みの人数は7名。おそらく裏手入り口に回ったと思われる」
《了解。そっちも合流してくれ》
「分かった」
愛銃をしまい、サブウェポンのSMGを取り出す。このままいけば、殲滅勝ちできそうだ......そう思っていた。
タン
後頭部に何かが当たり、無線から機械音声が流れる。
《あなたは戦死しました》
俺は耳を疑った。後ろからの狙撃となると300m近くは離れている。しかも今日は強風、おまけにジグザグに走っていた。なのになぜだ?
「......そうか」
俺は忘れていた。敵部隊の狙撃手は人外だったことを。そして、人間の物差しでは測れないほどの凄腕であることを。
「面白くなりそうだな」
「一名ゲット♪しばらく狙撃してなかったけど、大丈夫そうだね」
まずは真田さんに犠牲になっていただきました。ちなみに被弾したのはケイン。生存判定ですが、瀕死です。
撃破判定はAIが判定。使用弾薬、着用装備、被弾位置を元に判断します。みんな平等に撃破されていくので、心配ご無用です
おお…感謝ぁ。
やっぱりWOLFさんは茶番を書くのが上手い…!
アルゴンさんやミウミウさんと比べたらそれほどでも.....