軍事部だった何か
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2025/03/26 (水) 14:05:56
「地上でも空中でも逃げ道ないのかよ!」
建物の影に隠れながら吐き捨てる。周りには追っ手の武装警官がおり、全く動けない状態だった。
「鎮痛も最後のBT-8しかないしよぉ......もっと持ってればよかった」
『時すでに遅し。お前の埋葬の仕方は何がいい?お前が死んだら代わりに準備しておく』
「ちなみに未来は?」
『今のところ、お前がバトルに巻き込まれるのはわかった』
「意味ない回答だな」
タイミングを見計らって夜の街に飛び出す。戦闘しようにも僕は財団職員だ。平和を乱すものへの発砲は認められているが、それ以外での発砲はもはや論外にも入らない。
「これがテロリストだったらどれだけ楽なのに......」
とにかく走る。
「ていうか、一層の事投降したほうがいいかな?さっきから発砲してるけど警告射撃のようだし」
後ろを見て速度を緩める。
「まず囲まれたから逃げようがない気がしてきた」
さすがは帝国。警察といえど、練度や連携能力がとても高いな。
「ふぅ......降参だ。僕にはヘリから逃げるだけの体力はないよ」
完全に足を止め、手を上に上げる。とりあえず今ので分かったことが二つ。一つは僕を殺すつもりはないこと。もう一つが
「ねぇダスト」
『なんだ?』
「意識交換する?」
僕を実験に使う可能性があることだ。
データが消えたので、ヤケクソになって書いたやつです()
未来は?:ダストにはある程度の未来予知能力がありますが、戦闘に関することは絶対教えないとのことです。
意識交換:身体の主導権を渡すこと。この場合、ダストが体を動かすことになる。仁は疲れたから体動かしたくないとのこと
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意識交換して窮地を脱してまた逃げるって感じですかね?()
捕まるのであれば実験施設で戦闘させますが…
諦めて捕まります()
死ぬことはなさそうなので、逃げて射殺されるよりかはマシという思考です