「もう少しだ…」
黒装束を着た男達がいそいそとパソコンをいじっている。しかし仕事をしているような様子はなく、周りを見回したり、冷や汗をかいている。
「これで"我々"の長年の夢がついに叶う…!」
「データのコーピー完了まであと2分」
無機質な機械音と男たちの声だけが部屋に響く。
「甘いな」
その声と同時にサーバールームの扉が乱暴に開けられる。
ガチャッ!
「誰だ!」
男たちは開けられた扉にAkの銃口を向ける。そこには軍人が一人いた。
「たかが軍人一人だけだ!囲んじまえば怖かねぇ!」
そう言うと男たちはその軍人を囲んだ。
「末久、サーバールームでは銃はご法度Ok?」
「Ok」
そういうとその軍人は氷の壁を展開し、銃弾を防ぎながら、侵入者たちをナイフで滅多刺しにした。
「ヒィッこっ来ないでくれ!」
そんな言葉も聞き入れず、男の喉仏にナイフを突き刺す。
「侵入者排除完了、優一そっちは終わった?」
「こっちも排除完了!」
少し時間が経つと先ほどまでの静かなサーバールームに戻っていた。
・侵入者:
изгонять残党がイズマ基地(異常な物品や人外のデータが保管されている基地)に侵入してデータを盗もうとしてました。
WOLFさんの茶番を参考にしてみました。
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