コンゴ民主共和国東部のとある道、共和国の車両隊が支援物資を運んでいた。
ヒューゴ「いやはやコンゴってのは暑いねぇ早く国に戻りたいよ…」
陸奥「そりゃあ赤道近いですからねぇ…」
ニード「そういや気になってたんすけど今回の任務では強化外骨格持ってこなかったんすね」
ヒューゴ「まぁ機関部に砂が入ってぶっ壊れるからな、イエメンのときも大変だったみたいだぜ?。あと単純に暑すぎて重騎兵が蒸し焼きができる()」
ニード「そりゃぁこわ…」
バァゴーーン!
車列の後方で爆発が起こったようで、護衛用のUAZ‐98が一両火柱を上げている。
ヒューゴ「車列止めろ!本部にも応援要請!」
「Понять!」
陸奥「あいつらどこの所属だ!」
兵士A「レイダーだっ!それよりも陸奥早く車両の裏に来い!」
陸奥「了解!耳撃たれませんように…撃たれませんように…」
兵士A「HQこちらスペード1-5。敵襲!直ちに増援を送ってくれ!」
HQ「こちらHQ。基地待機中のMi‐130Aを二機送る。到着予定は25分後。オーバー」
兵士A「了解」
ヒューゴ「本部はなんて?」
兵士A「25分後にグリズリー二機が航空支援に来る、それまではここで防衛線張れってよ」
スパァァン!スパァァン!
ニード「航空支援は速さと鮮度が大事じゃないのかよ!」
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
陸奥「陸軍隊員なら泣き言をいうな!」
ヒューゴ「こんなになるんだったら戦車一両でも持ってくればよったな…」
数分後…
兵士B「援軍はまだなのか!弾薬がそろそろ尽きるぞ!」
スパァン!スパァン!スパァン!
兵士A「もう少しだ!踏ん張れ!」
その瞬間空からミサイルの雨が降り、目の前の敵兵が木端微塵になった。
ニード「来たぞ!航空支援だ!」
パイロット「ヒーローは遅れてくる…なんちゃってな!アハハハ」
ヒューゴ「陸奥、無線貸してくれ。」
陸奥「はい」
ヒューゴ「ありがとベアーズ、後でビール奢ってやる。」
パイロット「よっしゃぁ!あっそういえばこの先のチェックポイントに補給部隊待機させてるらしいから弾薬と車両の補給しろってさ」
ヒューゴ「りょーかい。」
これからちょっと後、車列は目的地に向かって再び動き出していった。
ヒューゴ:国防陸軍第5歩兵大隊第二小隊の隊長。30代の男性で中尉。
陸奥:国防陸軍第5歩兵大隊第二小隊の隊員。20代後半くらいのオオカミ系獣人の女性。
ニード:国防陸軍(以下ry)の隊員。陸奥の同期でチャラい。
兵士A、B:国防陸軍(以下ry)の隊員たち。特に設定はない()
パイロット:第664飛行隊(ベアーズ)のヘリパイロット。
レイダー:無所属略奪ゲリラの一つ。勝手に作ってよかったのだろうか…