コモン界でも『リーンの翼』のヘリコンと『オーラバトラー戦記』のユーロ地域は互いに地理的に繋がっていないようで、歴史も共有していない。ファン間では、それらはお互いに「パラレル世界」のようにおおむね説明されるが、後者のAB戦記中にもリーンの翼の伝説は伝わっている節がある。もっとも、作中であんまり大事なところじゃない。
『ガーゼィの翼』のヨーロゥ大陸にはまた、上の二作品でのできごとは全く伝わってはなく、ウォ・ランドンとか空の燐光などの大枠は共有している。ガーゼィの翼の聖戦士はやはり、来てまた去ることが語り伝えられている。伝説とはなにかを考えられるか…
リュクス姫は世界をまたいで大事な経験はしたけど基本的にコモン人で、地上世界の現代日本や地球のことは、科学技術とか社会構造の皮相を知っただけで、その歴史のなんたるかの根本はなにも理解はしないで帰っただろう。「これから僕らは考えねば」と思い知るエイサップ以上の歴史観を、リュクスが確立できたはずがない。年取って、彼女なりの理解と解釈をまじえて文章に記述したら、「リーンの翼の聖戦士」の昔からある伝説と大差ない本文になったので少し微笑んだ、かもしれない。
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贖罪観についてはやはりヘイヤーガンを読み合わせてみるといいな。悪くないじゃないかガーゼィ!! 通読が実になってきたぜ。