かとかの記憶

富野由悠季 周回 / 190

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 メトメウス族のソローン王が統治していたタンタウンは、アシガバ族の将軍オダジュ・ガブの時代になって、北辺の地味な様式に、中東方面の好みが取り入れられて、華やいだものになった。

ここでははっきり、アシガバ族のイメージは中東風、と書いてある。コモン界の中東のことだが。ヨーロゥ大陸も地上界のヨーロッパではないがタンタウンをめぐる戦役はその北辺(北欧)のあたり。

メトメウス族は、リーリンスが当初から金髪金髪といわれていて、ハッサーンの髪色は茶褐色と書かれていたがこれは暗がりのことでもあり、3巻頃にはハッサーンは金髪で青い瞳と言われるようになっていてアイシェタンスも金髪。

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    アシガバ族のどこが中東風なのかはまた、後にして、フングン王の天幕(ハウダー)を載せて運ぶ恐獣ブドゥダは巨象のようなイメージだろうし、いにしえのペルシアっぽくもなくもない。

    わたしは、先日も思い出していたが、この『ガーゼィ』のアシガバよりは『王の心』のイメージモチーフがどのへんだろう、インドかイランかのように想像していて、やはりもうちょっと中東寄りかな。
    アジャリ、なんかは思いっきり阿闍梨に連想するのでブッキョーかと一瞬思うけどフロー教も中身は全然ブッキョーらしくない。アジャリ・ビィーのような怪談は中国のような気もしたけど、こういうのはグールなのかピシャーチャ女なのかのような区別はわたしに今わからん。