ズムドゥ・フングンのキャラクターの起源をたどれば直接にはガダバのゴゾ・ドウ、ズオウ大帝などはすぐに挙がるだろう。ゴゾ・ドウの人物として描かれるうち、老覇王ではある一方で読書家でもあり、各地方の古伝や民俗学的文献を好んで読んでいたりもすること。
伝説が現実のものと噂され、その噂をもつ勢力が戦果のひとつを上げれば、伝説は、実在する勢力になる。
恐獣をつかったというだけで、弱小のアシガバ族を大陸の覇者に育てることのできたフングン王は、戦争に心理的な要因が大きく働くことを熟知していた。
しかし、麾下の若い武将ザギニス・ゾアは、ガーゼィの翼の聖戦士に何度敗れようとも、ガーゼィの翼を物理的な戦力としかみなさなかった。
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