上のところは、補うなら、
連続的にビームを発振する低くも甲高い音が、(モビルスーツの前面にビームを紗幕のように張りめぐらしているのである。その)ビームの膜のようなものをささえた一機のモビルスーツは、そのビームの膜状のものを楯にした。
という、宇宙世紀初出の「ビーム・シールド」のお披露目の描写だが、それがどうも抜け落ちてみえると言いたかった。小説ではビーム・フラッグのほうが先に出ている。
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80-90年代とかラノベ一般に、こういう文章の粗というよりは校正の雑さが珍しいことは全然ない、普通によくある。つまんない話なんだけど、富野作品の場合「ラフに提出されたものが長年そのまま読み継がれている」という問題が、今どきネット上で時々困ることがある。
前回『ガイア・ギア』で触れた、文意が真逆になっているようなのは、いま読み返していて、わたしの思ったよりは少ないな。最悪なのはこのあと『ガーゼィの翼』だけどな。
上のセシリーのとこなんかも、わたしはわたしが読み返すときに、何年おきかにそのたび「??」と思っていると思うので、メモを書き留めておくのはわたしのためだ。