かとかの記憶

ル=グウィン 再読 / 34

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katka_yg 2025/06/01 (日) 19:48:24 修正

loyalty

実際のところ『闇の左手』の真の主題は性や女性意識といったたぐいのものではなく、わたし自身に捉えうるかぎりでは、これは背信と忠誠に関する作品です。この作品における二種類の中心的なシンボル群の一方が、冬や氷、雪、寒さ、つまり冬の旅という広範なメタファーであるのはまさしくこの理由によるもので、……

これ言っていることはわかるけど、作中に「忠誠」という言葉は憶えているけど、今ひとつ日本語のそれとそぐわない気がしていた。英語でなんだ? 終章のところで『誠実さの欠けた、』というのに「faithかな」と言ってはいたけど、faithを忠誠と訳しはしないだろう。あれこれいうまえに原文探す気ないのか……。

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    王に対する忠誠心、私にたいする個人的忠誠心か……。loyalでいいのかな。

    『闇の左手』が性についての話だというのは、わたしはむしろすっかり忘れていた。そういえばル・グインはフェミニズム作家だったな。どういう順序で読んでいるのかしらん。でもここのログを読んでも、テレパスとか心話でウソをつくとかの箇所をそのつどピックアップしていると思う。

    「異種とのコミュニケーション」みたいなことは、わたしはどうでもいい。平和や共存を唱えたい作家や読者は、いてもいなくてもいいよ。どうせ何とでも馴れ合ってるだろう。

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    ざっと見たところ、loyalty でいいみたいだ。今、単語が何だったかだけの興味なので、それはそれでよし。