白兵戦を敢行する!
「機長! あの巨人機に着陸だっ!」
マラークは、後方につづく巨人機が、自機を狙撃しようとするのには気にもかけなかった。
「しかしっ……」
白兵戦を敢行する! 二巻に入って始まるこれが好き。これと、俊英マラークについてはこれまでも微かに触れていたが天才と阿呆の子は紙一重でするのが富野作品一連で「俊英」と呼ぶのだろう。
前回、『シーマ・シーマ』では意外にナウシカばりの空中移乗攻撃はしていない。スィープ・スティードで強行着艦はしたっけ。
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ここまでも、マラークは離陸中の飛行機械に馬で乗りつけて飛び乗ってきたのだが、
飛行機械の形状はなかなかビジュアルが掴めないものの、こういう一文で書き飛ばしてしまうのがいいね。富野監督はこの頃不調だと言っているが、文章はそうか?
当時、富野作品の時期的に近かった「馬鹿馬鹿しいほどの白兵戦」は小説Vガンダムのカイラスギリー艦隊戦中、スクイードに挑む陸戦。
そのまえの、旧式艦を楯にしつつ特攻・自爆させる戦法は、正攻法に美学を求めるタシロには『外道だ。プロとして恥ずべきことだ』これがゲリラのやり方か!と思うのだけど、火船戦法自体はすごく古典的な戦法で、軍人になるために教科で学んでいないはずがない。