Book2以降、一瞬妙に明るい雰囲気になるのはLanの風土がさせるのだろうがRemのキャラクターにもユーモアが混じって生き生きしてくる。前作では物足りなさを覚えたところかな。Ulis Anetの端々の愛嬌も。吐息がアメジスト色に染まるとか、惨事の跡で二人で意味もなく笑いが出るとか。
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Book2以降、一瞬妙に明るい雰囲気になるのはLanの風土がさせるのだろうがRemのキャラクターにもユーモアが混じって生き生きしてくる。前作では物足りなさを覚えたところかな。Ulis Anetの端々の愛嬌も。吐息がアメジスト色に染まるとか、惨事の跡で二人で意味もなく笑いが出るとか。
Anackire(1983)から リーの作中の色彩表現の例。
Ulis Anetのしぐさ。これは現実の色というより、色に託した幻想的な表現。
廃墟の町からLepasinの市に帰ってきた少女の見上げる夕暮れ。その情景に、色の名前を連ねて散りばめる仕方はタニス・リーにかぎらず多くの作家が普通に用いるが、「タニス・リーの色彩」云々というときには解説者や読者はこれを念頭に言っていると思える。
現実を活写しているとは思わないね。映像にしても絵画的で、その描く視覚像の鮮明さ(いわゆる解像度)を取り上げるより言葉遣いのユーモア感覚を言ったほうが合ってる。