かとかの記憶

Earthsea / 7

16 コメント
views
7

ファンタジーの専門自認なら文章も憶えているのだろうが、10年も空けて再読すると今に面白いな……。いまわしい卑しい街はそうなのだが、そこの市場と、気の滅入る会話と、丘の上と、わずかに空が見える狭い路地を行って、夜のランプの場面まで一息に続く。小説の一章も一息に読むことが、わたしは気力か体力が底をついていて、たまにこういうのがいいなと思う。

通報 ...
  • 8

    そう、こういうところが読むなら原文で読みたい、のだった。夢やユングがどうこうというのだったら何語でもいい。それは、本文読まずに専門家に解説させておけばいいくらいだ。