「魂の駆動体」(森深紅)。とくに感想なし。嫌いだという意味でなくて、こういう調子で書かれていれば誰も不満も、驚きも言い立てようがないだろう。『このどこが「魂の駆動体」なの?』みたいに、誰も思わないと思う。神林先生本人が書いたのかと思うくらい。
この原作って、言われてみればたしかに……というか前回自分でも思った気がするが、一章の主人公達のするのは設計図を書いたところまでで、実際に建造は異世界に行く。そこを現実で通せばもっとゴツゴツしたハードになるのか、いや、ここはファンタジーなのがいいんじゃん? みたいな議論は、かき立てればファンの間にもあったと思う。実際にそれを書ける人がいないんだな。そのことと、著者のプロフィールはこの解説文に書いてあるので、わたしはよし。
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翼人って、例のクソイルカの連想を、する人はするものな。車を建造させてくれと頼んでも、ガソリンと引き替えに人間を観察してるような。第二部だけを短編にしたらその印象になりがちかも。