「34 揺れる大地」(旧)
「22 揺れ地」(新)
迫水はアマルガンと合流、迫りくるシュムラ・ドウ率いるガダバ正規軍、約三倍もの敵を特殊な地形で迎える。この章の内容は完全版の再編で文章の組み替えが目まぐるしい。省略部分の大きな点では、戦いの前に迫水がアマルガンの求めで全軍の前で「法定」を披露する場面が削除。劇的なシーンで惜しいといえば惜しい。
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「34 揺れる大地」(旧)
「22 揺れ地」(新)
迫水はアマルガンと合流、迫りくるシュムラ・ドウ率いるガダバ正規軍、約三倍もの敵を特殊な地形で迎える。この章の内容は完全版の再編で文章の組み替えが目まぐるしい。省略部分の大きな点では、戦いの前に迫水がアマルガンの求めで全軍の前で「法定」を披露する場面が削除。劇的なシーンで惜しいといえば惜しい。
コモン界の黒歴史
開戦前、リンレイとビナーの身内談合の中、彼らの目からのアマルガン評。リンレイの旧側近の長老格のビナーは、アマルガンを発見した人物だが、その際には、フェラリオの力を借りてでも国盗りをたくらむというアマルガンの発想を買ったのだといい、
旧版ではこれだけだが、完全版ではそのアマルガンの「発想」について、
禁忌に触れること(タブー破り)、黒歴史と言う。黒歴史と聞いてはさすがに読者も驚くが、2010年頃に富野文ではもはやガンダムシリーズと無関係にその語が使われる。しかも、今現在に至っても、文中で黒歴史の語を(スラング的にでなく)使いこなせるのは富野由悠季その人以外にないだろうと思う。
シュムラ陣営の軍議から多少。
ダム・ボーテによる分析・予測には若干の修正。
完全版ではこの軍議の中で、リンレイの船団が遅れていることは開戦前にすでにガダバ側に報知されている。