- 生き神様考
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イナンナとドゥムジ
『シュメールの世界に生きて』(1986, S・N・クレーマー 久我行子訳, 1989)
『聖婚 ―古代シュメールの信仰・神話・儀礼―』(1969, S・N・クレーマー 小川英雄・森雅子訳, 1989)を読み返し。
イナンナとドゥムジの神話とそのバリエーションは、あまりにも基本。これらのシュメール文学の復元が進んだのは20世紀以後の成果で、当事者であるクレーマーの語りや自伝を読み返すのはとても楽しい。ただ、それより先に遡る近現代の文学によみがえっていた古代ロマンのようなものをたどるにはまずは『金枝篇』のようなものから入ったほうが、21世紀の今でもやはり良いと思う。いきなりシュメールからだと熱情がわかりにくいだろう。