シンボルの連想・連環とか、土地や時代によって神の名前の伝わる訛りとか崩れ、似ているものは同一か、それらは継ぎ目なく一つの全体をなすような論理は、説明して「ああ、そういうことか」とわかればいいものではないので。解説を付けようにも難しいところだな。
イニシエーション体験みたいなものがあらかじめ読者にあるといいのか……というか、これはジュブナイルなので、これが初めてでもイニシエーションになれば、いいのか。ちょっと侮れない想像。「連想の環」は持っていたほうがいい。
バースグレイブが思いっきりフェミニズム作品なのは見れば強烈に伝わるけど、フェミニズムにしても色々ある、わたしはタニス・リーのそれは嫌いじゃないタイプ、とも言った。
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