最新トピック
91
14 時間前
野阿梓 通読 14 時間前
62
2 日前
神林長平 周回 2 日前
126
5 日前
Wars of Vis 5 日前
113
9 日前
作歌作業所 9 日前
13
12 日前
古川日出男 ノート 12 日前
8
17 日前
泣いたってなんにもならない 17 日前
九。この寝取られ男の話は、亭主はそれでも当初より余計な金額を貰っているのだし、本人は儲けたつもりで良い気分でいるのを笑いものにはされても、痛烈にしてやられたほどでもない。密通のほうが急場をどうにか言い抜けたのと、男女とも懲りもしない性根の悪さを暴露しただけのようか……。
小説の挿話にしても切れの悪さは、むしろ世間並みの笑話としてリアルなのかもしれないな。その場の、女の口振りを真似て面白がるんだろう。
また直後の話でもそうだが、密夫が取り持ちの奴隷や女の心を買収するのに多額の賄賂を使う、その出費について密夫はとくに気にしたり苦にしたりしないみたいだな。
堅塁奪取に金に糸目はつけないか……色男にしては、後でその場しのぎの機転と、なにか前後の振る舞いが合わないような感じだ。ここの押す点は、大胆不敵さ。やり口が大雑把に見えるけど、しゃあしゃあと言い抜ける開き直る。