進角するCDIは難しい
点火時期は上死点手前クランク角度で22度前後設定にしてます
ローター半径55mmだとすると

22度はこんな寸法になってきます。
V50はⅤ100前期と同じ点火システムでパルサーコイルが無し
そこへパルサーコイルを取り付けて
ローターへ段差プレートを溶接するのですが・・・

ヤマハのローターは段差プレートが長くて60度ぐらいあります
ところが他のメーカーは短くて 20mmとか
高くて格安の最近使ってるDC-CDI
これは段差プレートの長さで回転数を計ってるかのようであり
現在15mmとして考えてます。
これはハマタケさんがこのCDIで
ベストタイムをたたき出している
その段差プレートが15mmのはずなので
悪くはないはずです。
JOG90や グランドアクシスなど
この段差プレートの後半にあたる段差がパルサーコイルを通過するタイミングで点火します
しかしこのCDI・・・キックでタイミングライトで観察すると
段差の中間地点を少し通過した当たりで光ります。
始動して3000rom程度を超えると一気に進角して
前半の段差より早く点火してるのです。
これは段差が来る前に点火指示を出している事になるので
そんな芸当が出来るのか?
このプログラムはクランクが1回転回る時間を計算して
1回転前のパルサーシグナルにタイマーを掛けて点火している事になると思うのですが
エンジン回転数が早ければタイマーの時間は短くなり
非常に精巧な計算が必要な筈です・・・
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もしかしたら現状ちょっと早いかも。
今度は進角遅角側動く様になってますので簡単に弄れます。
あつらえた様な段差ローターがあったんで
良かったですね
段差の長さで回転数を計算してるとなると
長さは非常に重要と考えます。
なぜならば段差が短いと高回転だと錯覚して
タイマーを短くするから進角すると思います。
今日 外したローターの段差 少し長くしてみます
20mmが良いでしょうか
長い段差プレートは回転数が遅いと錯覚して
あまり進角しないのではないでしょうか・・・
あまり動かない方が、それに合わせて調整すれば
良いですから。
あと高い回転では少し遅角してました
点火タイミングが遅いと排気温度が上がって
チャンバーがより高回転へ同調してきます
また 高回転は掃気が激しく
火炎を活性化するので
一瞬で燃える
燃焼時間が短くなる