投稿するといいことがありますね。
森先生の3点にさらに2点上乗せします
そうなんです。科学的認識といっても、常に客観的な真実とはいえないのです。何が真実であるのかは政治が作り出す部分も大きいんですね。最近のトランプ現象などに見られる「ポストトゥルース」ということにも関わってきます。 森先生の3点にさらに2点上乗せします。
コメントありがとうございます。 高校の「倫理」の内容には、哲学、心理学、社会学などのトピックが混ざり合っています。それを別々に勉強するのが大学の講義になりますね。 また、「心理学」が独立した学問として成立するのは1879年にヴントが心理学実験室を作った頃とされています。それ以前は「哲学」心理学も社会学も含まれていてまだ独立した分野として成立していませんでした。この授業では、この独立していく過程についてお話ししたわけですね。
第2週の課題は締め切りました。
生態心理学(ギブソンの知覚理論)は知覚と行動は同時に起きるものであり、逆にデカルトの知覚理論は行動は思考したその結果である。正反対な理論だと思ったけど認知科学における人工知能研究では両方の理論を取り入れていた。どちらの理論も必要不可欠だし、それを使わないとAIが人間の知性のレベルに到達できないんだなと思った。もしChatGPTがフレーム問題を克服して全ての質問を完璧に答えてくるようになったら怖いなと思った。個人的に多少ズレてるぐらいがかわいかったのにもし質問の意図を先回りとかされたら本当に困るというか不気味さが勝つ。
生体心理学とはギブソンによって始められたもので、人や動物などの行動が頭の中だけで決まるのではなく、知覚を通して周囲の環境の情報と相互に関わって成り立つと考える心理学だということがわかりました。特に印象に残ったのはAIのフレーム問題で、現実のような開かれた環境では情報が多すぎるためAIには判断ができなくて、こちらが一つ一つ条件を設定しなければならない。一方で人は状況に応じて自然に情報を選び取って行動できるため、「なんとなくできていること」という人間の認知の仕組みの複雑さと優れた点がわかるなと感じました。
生態心理学とは、J・Jギブソンが提唱した、知覚するときに動物と環境が相互に作用すると考える心理学であるということがわかりました。また、知覚について人間は知識表象によりする必要のない推測をすることはないけど、AIはやることを限定せず様々なことに対応できるようにすると余計な推測ばかりしてしまうというフレーム問題についても知ることができました。しかしここで疑問があるのですが、フレーム問題はchatGPTやGeminiにもあるのでしょうか?自分自身もGeminiを使ったことがあるのですが、質問に的確に答えてくれたり最適なアドバイスをしてくれるのでフレーム問題を感じないです。chatGPTやGeminiは質問に答えることに特化しているAIだから、能力を限定している人工知能になるのでしょうか?
AIはあくまでコンピュータであり、特定の状況、限られた条件でのみ有効なものであることがわかりました。より高度な動作を安全くんにさせる為には、処理速度を上げるためにコンピュータの性能を上げるか、複数の安全くんに考えうる限りの状況の対応プログラムを組んで、それぞれを連動させることで処理速度をあげる方法を思いつきましたが、どちらにしてもコストが掛かることが確定しているので悩みます。人間なら経験則や直感で判断できるものの、フレーム問題とは大きな課題だと思いました。
通常の授業で「基本」というのは「正統的」(何らかの権威によって認められたもの)であることをしばしば意味します。試験などでは正統的知識が重要ですが(それが「正解」なので)、それは数十年に渡ってようやく「常識」と認められたいわば「古い知識」でもあります。「裏話」は正統的とはみなされずどこかで振るい落とされた知識や、これからどう評価されるかわからないが最先端の話だったりします。その「裏話」が正統になることもあります。学問の最先端は、常にうにゅうにゅと動いているものなのです。 高校で履修する「倫理」は人間の行ないの是非を考察する教科だと思います。人間の本性とか、人間観とかを含めて考えないと是非は論じられないし、そもそも絶対的な是非があるかもわからない。そういう考察をする中で、どうしても「人間とは」という問いを立てざるを得ないので、そういう意味で倫理と心理学は関連するのだと思います。 3点差し上げます。
好き勝手にと言うか、思考の赴くままに研究しているイメージが強いと思いますが、研究の方向や思考の枠組みというのは土着の文化や思考様式、信念に縛られているのですね。現在でも幽霊等のいわゆる超自然現象は「迷信」ということにされますが、200年前電波の存在が知られていない時代にスマホで会話していたら、超自然現象とみなされたでしょう。科学者を含め私たちの思考は時代の制約を受けています。 精神物理学を直接扱った本は現在ではないと思いますが、心理学史関係、あるいは心理学研究法関係の割と古い本であれば精神物理学による研究がどういうものであるかが記されていると思います。あとは精神物理学者と言われる人の名前で調べてみることですかね。ウェーバーとかフェヒナーとか。 3点差し上げます。
投稿ありがとうございました。
動物と環境の相互作用の中に直接的に環境を知覚することが生態心理学だと学んだ。自分は安全君をうまく成功させることはできないかと考えた。安全君を二人に増やす方法だ。だが一人が爆弾を運び、もう一人が物も取り上げるにしても、それぞれが命令に従うだけで爆弾を運ぶことが良いかどうか判断できないと感じた。また役割がぶつかったりすることを考えて、単に役割を分けないで、行為そろものの危険性を判断できる仕組みが必要であると考え、フレーム問題は難しいと感じた。
基本的なことばかりではなく裏話のような話も聞けて学びになることが多かったです。たくさんの人の名前が出てきて、知っている人もいましたが忘れている人ばかりだったので復習しておこうと思いました。 質問→出てきた人の名前が倫理で出てきたような人ばかりでしたが「倫理」と「心理学」は何か関連がありますか。
生態心理学が環境と生物の相互作用を研究する心理学であることを理解しました。そして提唱者のギブソンの経歴と生態心理学が注目されていることを知りました。僕はフレーム問題に心理学が関係することに驚きました。僕は今までこの問題について単純に、機体の技術的的問題やAIの実世界の3次元的な学習の不足としか認識していなかったからです。心理的アプローチは意外で面白いと思いました。
ギブソンの考える生態心理学とは、環境をポイントに考え、環境と動物(行為)が相互に関わる心理学である。認知科学における初期の人工知能はたくさんの知識を有し知的な考え方ができるかに趣置いていたが、現在はより柔軟であり開いた環境での推論ができることが求められていると感じる。これを踏まえ、より開いた環境での効率的な推論を可能にするためには、開いた環境の中で複数個の閉じた環境、条件を作るということが効果的であると考える。
この講義にて私はこれまで、学者の人は結構好き勝手に研究しているイメージがありました。しかし、当時の宗教観や政治の影響でいろいろ制限されていたと知って驚きました。他にも、時代観を絡めながら変化していった考え方を知るのはとても面白かったです。 (質問) 精神物理学に関するものでおすすめの本があれば教えていただきたいです。
良い気づきですね。高校時代に考えていた心理学はどのようなものでしたか?また, 人型の機体が発展していないのは本能や経験が存在していないからではないかと考えた理由についても今後お話いただけたら嬉しいです。3点差し上げます。
おっしゃる通りですね。今後の技術革新により生まれた新しい技術が, 人間のモデルとして考えられることもあるかもしれませんね。3点差し上げます。
受講した講義の内容をご自身の経験に落とし込みながら理解されている姿勢は素晴らしいです。ぜひ, 今後とも, 講義内容をただ聞くだけでなく, 自身のことと関連づけながら学んでいってください。それが身に付くということです。3点差し上げます。
研究に興味を持ってくださり嬉しく思います。次回以降の講義回につきましても, 具体的な研究内容や実験内容が多く紹介されますので楽しみにしててください。3点差し上げます。
しっかりと講義の内容を理解できておりますね。4Eについてはショーン・ギャラガー『身体性認知とは何か: 4E認知の地平』という本に詳細が書かれております。ご興味がございましたらご一読ください。3点差し上げます。
非常に面白い観点ですね。『強いロボット』『弱いロボット』というのもございます。生態心理学の研究者が研究テーマとして扱っておりますので, チェックしてみますと知見が広がると思います。3点差し上げます。
おっしゃる通りですね。心とは何か, 人間とは何かを明らかにしたいという大きな目的を共通しつつも, そこに至るまでのアプローチや見方・観点は様々です。私たちが当たり前, 常識だと思っていることも見方を変えることで違ったように見えてくるでしょう。その考え方をぜひ忘れずにお持ちいただけたらと思います。3点差し上げます。
私が学生だった頃と心理学の風景は隔世の感がありますが、人間の理解という点で言うと、根本的なところでは変わっていないなあと感じます。どういう見方が、生きている人間の理解にふさわしいか、これから一緒に考えていきましょう。 3点差し上げます。
人間はその時代その時代の最新機器に例えられてきました。「時計」が人間のモデルだったこともあります。コンピュータアナロジー(人間をコンピュータと似ているものとして人間を見ようとする姿勢)を発案した人がすごいのは、2値論理によって思考を記述することができると考え、大脳のシナプス発火を2値論理の実現とみなすことで、思考の座は大脳であると宣言したことにあるでしょう。コンピュータにたとえる限界がその都度指摘されてきましたが、技術の発展がそれらを乗り越えてくるのは脅威ですね。とは言え、その乗り越えは処理速度とデータ量の増進という力技に依存するもので、本当の意味で人間らしいコンピュータが実現されたのかはまだ不確かです。一緒に考えていきましょう。ギブソンがパイロット訓練プログラムの開発で見たものについては、授業でも取り上げるかもしれませんが、「新版 アフォーダンス」(岩波書店)のなかで鮮やかに記されているので、ご関心があれば。 3点差し上げます。
実験法の論理は整備されていたと思いますが、器具が未発達だったかもしれないですね。いまは脳の活動を調べたり、行動の計測と解析ができる機器が普及して、格段に研究環境はよくなったと思います。ナイサーの話は後半になりますが、楽しみに待っていてくれると嬉しいです。S→O→R 図式における O の捉え方は、受動的なものでしかないので実情とは異なっています。自分から環境に働きかける O としてはいかがですか? 3点差し上げます。
たいていのことはプラトン以来誰かが言っているもので、現実の構成という考えの源流の一つがバークリーなのかもしれないですね。「視覚新論」でしたっけ? 考え方の枠組み自体は実証的に検証されるというより、検証の前提になるものなので、実証科学というより哲学に属するかもしれないです。認知科学には哲学も含まれており、それ自体実証の対象ではない「外せない色眼鏡」についての考察も行なっています。研究に関心を持ってくれて嬉しいです。知識を蓄積するだけでなく、自分で問いを立てて解答する研究をどんどんしていきましょう。心理学部はそういう学生さんを応援する仕組みがあります。もしよかったら相談してください。 3点差し上げます。
行動主義の考え方は、普通に生活している人の人間観とは異質であるため、かえって新鮮に、そして人によっては有望視するかもしれないですね。授業では詳しく述べる余裕がありませんでしたが、スキナーという人の行動主義は壮大ですよ。「行動理論への招待」(大修館)という本を読むと、感心してしまいます。本学部では、行動療法の授業で解説されると思います。山本先生が詳しいです。「認知」行動療法ではないのでご注意を。この授業で中心的に語られる生態心理学は、4Eに含まれる考え方とみなせるので、これからの授業回で今の関心を抱き、考え続けてください。 3点差し上げます。
「強いAI・弱いAI」の話を高校で聞いていたとは驚きました。生成AIが登場して、「ひょっとすると強いAIなのか」という危機感が巷間にあるようです。人間にしかできないことを考え、その方面で努力することが肝要だと、ある教育学者が10年ほど前から本に書いていましたね。心理的支援は人間にしかできないことの一つと考えられてきましたが、チャッピーに相談する人が増えているようで、心理学も危機なのかもしれないです。 3点差し上げます。
認知科学は統一された領域というより、諸学の寄り合い所帯的な性格があります。「人間の認知(認識)と行動の解明」という共通の目標はありますが、人間観や方法は多様です。進化論的には正しい「種の進化」ではあります。あなたが言うように、これからもさまざまな見方が生まれ、何かが生き残っていくのでしょう。 3点差し上げます。
たくさんの投稿ありがとうございました。
高校時代にぼんやり考えていた心理学とは、やはり違うなと思いました。また、実際の人間相手でなくネズミや思考による実験が多かったのは少し意外に感じ、印象に残りました。AIに関しても興味深く、あまり人型の機体が発展していないのは本能や経験が存在しないからなのかと思います。AIを搭載した人型の機体を実際に起動させた時の動画を見る機会がありましたが、どうにもうまく機能していなかったのが記憶に残っています。
認知と心理学がどのように関連づいているのかが今回の講義でわかったし、人の脳はコンピューターのように構成されていると最初に考えた人はすごいと思った。心理学という学問ができて約150年の間に目まぐるしく技術が発達し、コンピューターという技術が生まれたからこそ進展した認知科学だし、それよりも前にコンピューターに近からずも遠くないS→O→Rの理念があってびっくりした。ギブソンの空港で見た着陸についての話も印象的だった。
実験技術があまり進歩していない19世紀頃なのに心を科学として扱おうとしたのがすごいなと思った。個人的にナイサーの日常記憶研究が興味深かった。記憶は正確ではなく再構築されるもので思い出す度に再度書き換えられるものなら、今までテスト勉強したのにテストでまったく違う見解を出すという黒歴史にも説明がついていいなと思った。自分に当てはめてみるとしたらS→O→RのOがかなり壊滅的だなと思い、それっぽくしか思い出せない自分の脳が惜しいなと思った。
高校時代に倫理を取っていて今回の講義で出てきた「現実を直接認知しているのではなく、光の情報を元に推測した世界を認知してる」という話が経験主義で出てきたバークリーの「存在とは知覚されることである」と似ていて哲学っぽいなと思い面白さを感じました。条件付け実験や情報遮断実験など、認知や心理の実験を見聞き、出来るのなら実行したりするのが好きなのでこの講義にはワクワクします。
これまでは人の行動や認知などの研究について触れたり考えたことはあまり無かったが、今回の授業を通して、行動主義というのが印象に残った。これまでは、行動はその人の意思や性格によって変わるという漠然とした考えをしていたため、人の行動を刺激と反応だけで説明しようとする考え方、捉え方は過去の自分には考えたこともない新しい視点であり、同じ行動でも様々な見方ができるのだと感じた。また、4Eという考え方がほかの研究とどのように結びついていくのかが気になった。
今回の授業では、臨床心理学が昔からどのように発展していったのかをなど説明をうけ多くの実験をもとに現在の学びが成り立っていると感じた。特に『弱いコンピュータ』と『強いコンピュータ』の話は、高校の授業でも触れていたので理解しやすかった。一方で、強いコンピュータがたくさん実現してしまうと自分の努力が無意味になってしまうように感じ、あんまり実現してほしくないとおもった。
最初から色々な研究者によって一つの定義が定められていたのかと想像していたが、実際は次々に疑問や新しい角度からの考えが生まれていき、さらに一つの考えを元とした新しい定理が派生していくなど、一見繋がっていなさそうに見えて繋がっているという面に驚きと関心を持った。また、研究方法も意思内容から刺激による行動など全く異なる面に変化していったことなどを踏まえると、まだこの先も色々な研究者により新しい見方が生まれていくのではないかと感じた。
投稿できない状態にあったようですが、現在は投稿可能になっていると思います。試してみてください。
投稿するといいことがありますね。
森先生の3点にさらに2点上乗せします
そうなんです。科学的認識といっても、常に客観的な真実とはいえないのです。何が真実であるのかは政治が作り出す部分も大きいんですね。最近のトランプ現象などに見られる「ポストトゥルース」ということにも関わってきます。
森先生の3点にさらに2点上乗せします。
コメントありがとうございます。
高校の「倫理」の内容には、哲学、心理学、社会学などのトピックが混ざり合っています。それを別々に勉強するのが大学の講義になりますね。
また、「心理学」が独立した学問として成立するのは1879年にヴントが心理学実験室を作った頃とされています。それ以前は「哲学」心理学も社会学も含まれていてまだ独立した分野として成立していませんでした。この授業では、この独立していく過程についてお話ししたわけですね。
第2週の課題は締め切りました。
生態心理学(ギブソンの知覚理論)は知覚と行動は同時に起きるものであり、逆にデカルトの知覚理論は行動は思考したその結果である。正反対な理論だと思ったけど認知科学における人工知能研究では両方の理論を取り入れていた。どちらの理論も必要不可欠だし、それを使わないとAIが人間の知性のレベルに到達できないんだなと思った。もしChatGPTがフレーム問題を克服して全ての質問を完璧に答えてくるようになったら怖いなと思った。個人的に多少ズレてるぐらいがかわいかったのにもし質問の意図を先回りとかされたら本当に困るというか不気味さが勝つ。
生体心理学とはギブソンによって始められたもので、人や動物などの行動が頭の中だけで決まるのではなく、知覚を通して周囲の環境の情報と相互に関わって成り立つと考える心理学だということがわかりました。特に印象に残ったのはAIのフレーム問題で、現実のような開かれた環境では情報が多すぎるためAIには判断ができなくて、こちらが一つ一つ条件を設定しなければならない。一方で人は状況に応じて自然に情報を選び取って行動できるため、「なんとなくできていること」という人間の認知の仕組みの複雑さと優れた点がわかるなと感じました。
生態心理学とは、J・Jギブソンが提唱した、知覚するときに動物と環境が相互に作用すると考える心理学であるということがわかりました。また、知覚について人間は知識表象によりする必要のない推測をすることはないけど、AIはやることを限定せず様々なことに対応できるようにすると余計な推測ばかりしてしまうというフレーム問題についても知ることができました。しかしここで疑問があるのですが、フレーム問題はchatGPTやGeminiにもあるのでしょうか?自分自身もGeminiを使ったことがあるのですが、質問に的確に答えてくれたり最適なアドバイスをしてくれるのでフレーム問題を感じないです。chatGPTやGeminiは質問に答えることに特化しているAIだから、能力を限定している人工知能になるのでしょうか?
AIはあくまでコンピュータであり、特定の状況、限られた条件でのみ有効なものであることがわかりました。より高度な動作を安全くんにさせる為には、処理速度を上げるためにコンピュータの性能を上げるか、複数の安全くんに考えうる限りの状況の対応プログラムを組んで、それぞれを連動させることで処理速度をあげる方法を思いつきましたが、どちらにしてもコストが掛かることが確定しているので悩みます。人間なら経験則や直感で判断できるものの、フレーム問題とは大きな課題だと思いました。
通常の授業で「基本」というのは「正統的」(何らかの権威によって認められたもの)であることをしばしば意味します。試験などでは正統的知識が重要ですが(それが「正解」なので)、それは数十年に渡ってようやく「常識」と認められたいわば「古い知識」でもあります。「裏話」は正統的とはみなされずどこかで振るい落とされた知識や、これからどう評価されるかわからないが最先端の話だったりします。その「裏話」が正統になることもあります。学問の最先端は、常にうにゅうにゅと動いているものなのです。
高校で履修する「倫理」は人間の行ないの是非を考察する教科だと思います。人間の本性とか、人間観とかを含めて考えないと是非は論じられないし、そもそも絶対的な是非があるかもわからない。そういう考察をする中で、どうしても「人間とは」という問いを立てざるを得ないので、そういう意味で倫理と心理学は関連するのだと思います。
3点差し上げます。
好き勝手にと言うか、思考の赴くままに研究しているイメージが強いと思いますが、研究の方向や思考の枠組みというのは土着の文化や思考様式、信念に縛られているのですね。現在でも幽霊等のいわゆる超自然現象は「迷信」ということにされますが、200年前電波の存在が知られていない時代にスマホで会話していたら、超自然現象とみなされたでしょう。科学者を含め私たちの思考は時代の制約を受けています。
精神物理学を直接扱った本は現在ではないと思いますが、心理学史関係、あるいは心理学研究法関係の割と古い本であれば精神物理学による研究がどういうものであるかが記されていると思います。あとは精神物理学者と言われる人の名前で調べてみることですかね。ウェーバーとかフェヒナーとか。
3点差し上げます。
投稿ありがとうございました。
動物と環境の相互作用の中に直接的に環境を知覚することが生態心理学だと学んだ。自分は安全君をうまく成功させることはできないかと考えた。安全君を二人に増やす方法だ。だが一人が爆弾を運び、もう一人が物も取り上げるにしても、それぞれが命令に従うだけで爆弾を運ぶことが良いかどうか判断できないと感じた。また役割がぶつかったりすることを考えて、単に役割を分けないで、行為そろものの危険性を判断できる仕組みが必要であると考え、フレーム問題は難しいと感じた。
基本的なことばかりではなく裏話のような話も聞けて学びになることが多かったです。たくさんの人の名前が出てきて、知っている人もいましたが忘れている人ばかりだったので復習しておこうと思いました。
質問→出てきた人の名前が倫理で出てきたような人ばかりでしたが「倫理」と「心理学」は何か関連がありますか。
生態心理学が環境と生物の相互作用を研究する心理学であることを理解しました。そして提唱者のギブソンの経歴と生態心理学が注目されていることを知りました。僕はフレーム問題に心理学が関係することに驚きました。僕は今までこの問題について単純に、機体の技術的的問題やAIの実世界の3次元的な学習の不足としか認識していなかったからです。心理的アプローチは意外で面白いと思いました。
ギブソンの考える生態心理学とは、環境をポイントに考え、環境と動物(行為)が相互に関わる心理学である。認知科学における初期の人工知能はたくさんの知識を有し知的な考え方ができるかに趣置いていたが、現在はより柔軟であり開いた環境での推論ができることが求められていると感じる。これを踏まえ、より開いた環境での効率的な推論を可能にするためには、開いた環境の中で複数個の閉じた環境、条件を作るということが効果的であると考える。
この講義にて私はこれまで、学者の人は結構好き勝手に研究しているイメージがありました。しかし、当時の宗教観や政治の影響でいろいろ制限されていたと知って驚きました。他にも、時代観を絡めながら変化していった考え方を知るのはとても面白かったです。
(質問)
精神物理学に関するものでおすすめの本があれば教えていただきたいです。
良い気づきですね。高校時代に考えていた心理学はどのようなものでしたか?また, 人型の機体が発展していないのは本能や経験が存在していないからではないかと考えた理由についても今後お話いただけたら嬉しいです。3点差し上げます。
おっしゃる通りですね。今後の技術革新により生まれた新しい技術が, 人間のモデルとして考えられることもあるかもしれませんね。3点差し上げます。
受講した講義の内容をご自身の経験に落とし込みながら理解されている姿勢は素晴らしいです。ぜひ, 今後とも, 講義内容をただ聞くだけでなく, 自身のことと関連づけながら学んでいってください。それが身に付くということです。3点差し上げます。
研究に興味を持ってくださり嬉しく思います。次回以降の講義回につきましても, 具体的な研究内容や実験内容が多く紹介されますので楽しみにしててください。3点差し上げます。
しっかりと講義の内容を理解できておりますね。4Eについてはショーン・ギャラガー『身体性認知とは何か: 4E認知の地平』という本に詳細が書かれております。ご興味がございましたらご一読ください。3点差し上げます。
非常に面白い観点ですね。『強いロボット』『弱いロボット』というのもございます。生態心理学の研究者が研究テーマとして扱っておりますので, チェックしてみますと知見が広がると思います。3点差し上げます。
おっしゃる通りですね。心とは何か, 人間とは何かを明らかにしたいという大きな目的を共通しつつも, そこに至るまでのアプローチや見方・観点は様々です。私たちが当たり前, 常識だと思っていることも見方を変えることで違ったように見えてくるでしょう。その考え方をぜひ忘れずにお持ちいただけたらと思います。3点差し上げます。
私が学生だった頃と心理学の風景は隔世の感がありますが、人間の理解という点で言うと、根本的なところでは変わっていないなあと感じます。どういう見方が、生きている人間の理解にふさわしいか、これから一緒に考えていきましょう。
3点差し上げます。
人間はその時代その時代の最新機器に例えられてきました。「時計」が人間のモデルだったこともあります。コンピュータアナロジー(人間をコンピュータと似ているものとして人間を見ようとする姿勢)を発案した人がすごいのは、2値論理によって思考を記述することができると考え、大脳のシナプス発火を2値論理の実現とみなすことで、思考の座は大脳であると宣言したことにあるでしょう。コンピュータにたとえる限界がその都度指摘されてきましたが、技術の発展がそれらを乗り越えてくるのは脅威ですね。とは言え、その乗り越えは処理速度とデータ量の増進という力技に依存するもので、本当の意味で人間らしいコンピュータが実現されたのかはまだ不確かです。一緒に考えていきましょう。ギブソンがパイロット訓練プログラムの開発で見たものについては、授業でも取り上げるかもしれませんが、「新版 アフォーダンス」(岩波書店)のなかで鮮やかに記されているので、ご関心があれば。
3点差し上げます。
実験法の論理は整備されていたと思いますが、器具が未発達だったかもしれないですね。いまは脳の活動を調べたり、行動の計測と解析ができる機器が普及して、格段に研究環境はよくなったと思います。ナイサーの話は後半になりますが、楽しみに待っていてくれると嬉しいです。S→O→R 図式における O の捉え方は、受動的なものでしかないので実情とは異なっています。自分から環境に働きかける O としてはいかがですか?
3点差し上げます。
たいていのことはプラトン以来誰かが言っているもので、現実の構成という考えの源流の一つがバークリーなのかもしれないですね。「視覚新論」でしたっけ? 考え方の枠組み自体は実証的に検証されるというより、検証の前提になるものなので、実証科学というより哲学に属するかもしれないです。認知科学には哲学も含まれており、それ自体実証の対象ではない「外せない色眼鏡」についての考察も行なっています。研究に関心を持ってくれて嬉しいです。知識を蓄積するだけでなく、自分で問いを立てて解答する研究をどんどんしていきましょう。心理学部はそういう学生さんを応援する仕組みがあります。もしよかったら相談してください。
3点差し上げます。
行動主義の考え方は、普通に生活している人の人間観とは異質であるため、かえって新鮮に、そして人によっては有望視するかもしれないですね。授業では詳しく述べる余裕がありませんでしたが、スキナーという人の行動主義は壮大ですよ。「行動理論への招待」(大修館)という本を読むと、感心してしまいます。本学部では、行動療法の授業で解説されると思います。山本先生が詳しいです。「認知」行動療法ではないのでご注意を。この授業で中心的に語られる生態心理学は、4Eに含まれる考え方とみなせるので、これからの授業回で今の関心を抱き、考え続けてください。
3点差し上げます。
「強いAI・弱いAI」の話を高校で聞いていたとは驚きました。生成AIが登場して、「ひょっとすると強いAIなのか」という危機感が巷間にあるようです。人間にしかできないことを考え、その方面で努力することが肝要だと、ある教育学者が10年ほど前から本に書いていましたね。心理的支援は人間にしかできないことの一つと考えられてきましたが、チャッピーに相談する人が増えているようで、心理学も危機なのかもしれないです。
3点差し上げます。
認知科学は統一された領域というより、諸学の寄り合い所帯的な性格があります。「人間の認知(認識)と行動の解明」という共通の目標はありますが、人間観や方法は多様です。進化論的には正しい「種の進化」ではあります。あなたが言うように、これからもさまざまな見方が生まれ、何かが生き残っていくのでしょう。
3点差し上げます。
たくさんの投稿ありがとうございました。
高校時代にぼんやり考えていた心理学とは、やはり違うなと思いました。また、実際の人間相手でなくネズミや思考による実験が多かったのは少し意外に感じ、印象に残りました。AIに関しても興味深く、あまり人型の機体が発展していないのは本能や経験が存在しないからなのかと思います。AIを搭載した人型の機体を実際に起動させた時の動画を見る機会がありましたが、どうにもうまく機能していなかったのが記憶に残っています。
認知と心理学がどのように関連づいているのかが今回の講義でわかったし、人の脳はコンピューターのように構成されていると最初に考えた人はすごいと思った。心理学という学問ができて約150年の間に目まぐるしく技術が発達し、コンピューターという技術が生まれたからこそ進展した認知科学だし、それよりも前にコンピューターに近からずも遠くないS→O→Rの理念があってびっくりした。ギブソンの空港で見た着陸についての話も印象的だった。
実験技術があまり進歩していない19世紀頃なのに心を科学として扱おうとしたのがすごいなと思った。個人的にナイサーの日常記憶研究が興味深かった。記憶は正確ではなく再構築されるもので思い出す度に再度書き換えられるものなら、今までテスト勉強したのにテストでまったく違う見解を出すという黒歴史にも説明がついていいなと思った。自分に当てはめてみるとしたらS→O→RのOがかなり壊滅的だなと思い、それっぽくしか思い出せない自分の脳が惜しいなと思った。
高校時代に倫理を取っていて今回の講義で出てきた「現実を直接認知しているのではなく、光の情報を元に推測した世界を認知してる」という話が経験主義で出てきたバークリーの「存在とは知覚されることである」と似ていて哲学っぽいなと思い面白さを感じました。条件付け実験や情報遮断実験など、認知や心理の実験を見聞き、出来るのなら実行したりするのが好きなのでこの講義にはワクワクします。
これまでは人の行動や認知などの研究について触れたり考えたことはあまり無かったが、今回の授業を通して、行動主義というのが印象に残った。これまでは、行動はその人の意思や性格によって変わるという漠然とした考えをしていたため、人の行動を刺激と反応だけで説明しようとする考え方、捉え方は過去の自分には考えたこともない新しい視点であり、同じ行動でも様々な見方ができるのだと感じた。また、4Eという考え方がほかの研究とどのように結びついていくのかが気になった。
今回の授業では、臨床心理学が昔からどのように発展していったのかをなど説明をうけ多くの実験をもとに現在の学びが成り立っていると感じた。特に『弱いコンピュータ』と『強いコンピュータ』の話は、高校の授業でも触れていたので理解しやすかった。一方で、強いコンピュータがたくさん実現してしまうと自分の努力が無意味になってしまうように感じ、あんまり実現してほしくないとおもった。
最初から色々な研究者によって一つの定義が定められていたのかと想像していたが、実際は次々に疑問や新しい角度からの考えが生まれていき、さらに一つの考えを元とした新しい定理が派生していくなど、一見繋がっていなさそうに見えて繋がっているという面に驚きと関心を持った。また、研究方法も意思内容から刺激による行動など全く異なる面に変化していったことなどを踏まえると、まだこの先も色々な研究者により新しい見方が生まれていくのではないかと感じた。
投稿できない状態にあったようですが、現在は投稿可能になっていると思います。試してみてください。