みなさんおはようございます
秋が深まってきましたね。
釣り場の景色は、この辺から一気に様変わりしていくのでしょうが未だ紅葉は・・・、っとよくよく見れば走りのそれもアリで、ここからは週が変わるごとに気づきの量も増えていきますね。
釣り場によっては「落ち葉で釣りにならない」とか、前面の色とりどりの景色が水面に映って「ウキが見づらい」なんてことも程なしでありましょうか。
さて紅葉未だの週末でしたが、先ずは土曜日はマスターと一緒に月形へ向かいました。現地に到着したのが午前6時前ぐらい、モジリは「あまり・・・」ってな感じで「釣れそう」な気は正直なところしませんでした。
で、取り敢えず先着していた会友F田氏が「ステージ並び赤橋横に入る」とのことでしたが、「俺たちは実証実験で、対面のワンドに並んで入るんだもんね?!」と、車中の会話で確りと打ち合わせしていたはずのマスターは「俺も赤が好き」とのことでF田氏と並ぶことにしたようでありました。
ままっ「助さん格さんいいでしょう」といったことで、管理人は一人コロコロを引っ張って対面にはいったのであります。
ここはステージ流れ込み周辺の対面に当たるポイントで、数年前は柳の大木が目印替わりをしていたのですが、それが朽ちてポイントに倒れてしまい、2シーズンほどは完全に終わってしまったポイントでした。
この夏ごろに管理人が「どんな塩梅か実証してみるかー」といったことで、人柱になるつもりでトライしてみると、朽ちて倒れたる柳がそれまでの柳の左をつぶしてしまっておりました。
「やっぱだめかーうんっ」「左はオジヤンだけど、なら右は行けるんじゃねー」と、トライしてみたのですがこれがばっちりで、ポイントは5mほど西にずれて復活したのであります。おそらくは月形で一番新しいポイントの誕生で有りましょうか。
といったことで、西に5m移動したポイントの状態は把握しておりましたが、「ここって倒れ柳で潰れた右がワンチャン使えるなら二人並んでできるポイントになるんじゃねー」ってことで、「やればわかるさ迷わずやれよ」とこの日の車中の予定だったのであります。
「とりあえずマスターは新場所に入って感触を」とのことで、管理人は潰れたはずの左の旧ポイントで竿を出す予定でありました、ああっ車中の二人の会話ではそうしたことで打ち合わせ済みでしたが「俺は赤が好き」・・・。
まあいいでしょう、といったことで釣り座周辺はこんな感じであります。
左(旧)の釣り座と右(新)の釣り座・そして座を構えた左(旧)
といった塩梅で16尺の竿先の横に柳の枝が顔を出している状況での釣りでありました。
早速タチを測定すると1・5本強でありました。
このたちの測定さえヒヤヒヤでした、というのも倒れ柳は水面側に倒れてそこからさらに左にロールしたと思われるので、眠りオダの心配があった(セーフ)からで、釣りを始めてからもウグイにわざと走らせて「うんっ、意外に行けるかも」とした感触を確かめつつ実証は続いたのであります。
でで、開始1時間半過ぎまでノーへらでした、ウグイも10匹ほどだったでしょうか、基本生命反応が薄い系の釣りで、拍子抜けでありましたが、道中で尺上も5~6枚ほどが混じって20枚で正午前に竿をたたみました。
釣り終わった感想としては、見えている枝も気になるし、なんとなく手狭な感じがするのではありましたが、「できないことは無い」とした感触でありました。
まあ正直勝負を優先するならば、「入るなら右一択」とは思いましたが、「友と二人で並んで入ることもできるようになった」ことが確認できたことは収穫でした。
水中に倒れた柳も、後々経年劣化で朽ちて自然に返っていきます、今後堂々使えるようになるころには管理人はいないのではありますが、若手の方が「北風の時はワンチャンあるかも」なんて評価をしてくれると嬉しいところであります。
そもそもは、古く(40年近く前?)は、知る人ぞ知るの好ポイントだったようですが、一度柳の枝が折れたのか、「底にガッチリとしたオダが沈んでいて釣りにならない」と潰れたポイントだったようです。
その後、「鯉釣の方の竿にそのオダが引っかかって陸に上げた」らしい、とのうわさを耳にしましたが管理人的には兎に角釣り人が入っているのを見かけたことがないポイントでした。
そうしたいきさつ等々を含めて、管理人はI山師匠から口伝で「大会のスタート順番が悪いときで、且つ風の予報が穏やか(北ならモアベター)なら」と言われておりました。
あるとき15年前ぐらいだったでしょうか、その条件にピタリの大会時に、仕舞っていた引き出しを開けて一か八かで大博打!!試し釣りしたことすらないのに「えーいっままよ」と座を構えて、これが丁と出て頭を取れたことで、また日の目を見るようになったポイントです。
近年(10年ほど)は、当会の会長M澤氏が好んで入っており、「俺の場所」というほど好んでいるようです。
一つの釣り場で得意場所があることは言わずもがなで大変な強みになります。
一方で、「釣れるからっていつも同じ場所に入ってばかりいると名前付くぞー」と、昔は先輩から言われたものであります。
ポイントに関する豊富な知識は、その日のポイント選びには大変に寄与します。
また、時期や日並みやモジリなどを読んで場所を当てる面白さもへら鮒釣りの醍醐味の一つであろうと管理人は考えています。
ポイントをひた隠す人もいます、「何で公開するのよ」との向きもあると承知しておりますが、へら鮒釣りの明日を思う否憂うる管理人にとっては、「じゃ俺もやってみようかな」なんてことになって、そうした人と「どんな感じだった?」などと意見交換してみたいと思っております。
「公開したことが仇で人気で入れなくなった」なんてことになれば、また新しい場所を模索するのもまた楽しであります。
正午頃に撤収しましたが、対面の「赤」の頭はF田さんで「30枚ぐらい」とのこと、マスターも20枚弱「ちっちゃい」とのことでありました。
さて翌日はマスターが「マリア園」とのことだったので、向かってみました。
朝6時前に到着し、車中「俺も対岸まで歩く」とのことだったマスターは「やっぱここでいいわ」と階段下左手に・・・。
「じゃ俺は向かい側まで行ってみるわ」といったことで、歩いて歩いて歩いて歩いて対面を過ぎて西向きに座を構えました。
管理人的には、この沼のこの時期では一番好きなポイントです。
で、いろいろ迷った(ポイントはあまり迷わなかったけど)のですが、18尺を選択しました。
一つは西寄りの風になるといったことで、左斜め前からの風になるのは分かっておりましたが、「振り込みの練習には丁度」といった側面と、前回の野崎沼例会時に皆が風で苦労して振り込んでいたことが頭の隅にあり、対面に座を構えていた管理人としては「俺だけ楽したので今日は罰ゲーム」的な動機付けでありました。
このポイントは底藻が結構強くって、タチを測った感触もそうした感触でありました。
といったことで本来的には「1・5本強ぐらいで」と思っていたタナを、1・3本ほどで始め(ざるを得ず)ることになりました。
でグルマッシュを2ボール打ち、モツゴの山でそれ以外の魚は釣れませんでしたが、3ボール目をグルテン系にしてからやっと口開(釣れた中で一番小さく6・5寸ほど)けが来て、ぽつぽつと釣れ始めました。
道中で、やはり底藻がきつくって1本まで上げて対応しましたが、18尺の1本で且つ左前からの向かい風は振りごたえがありました。
今年はシーズン中盤から肘にいくらかの違和感があり、少し悪化したかもしれません、今朝ほどは少し痛みがでてります。
ままとりあえず尺上は2枚のみでしたが、8・9寸が殆どで、型自体はまずまずといった釣況でありました。
正午に上がると、マスターは「ちっちゃいのが1枚」とのこと場所ムラは大きかったようであります。
特筆は、「I倉さん情報通りに奥まで道ができている(対面の角にある栗の木の10mほど先まで)」こと、水位がかなり高く(30cm近く多いのでは?)びっくりしたことです。
モジリはこの日はあまりなくって、それを映し込むように釣果もイマイチでした、当たりもツンはあまりなくってしかもカラが多く、ジャミとの区別が難しいふわっとした当たりが多かったです。
とりあえず土日の報告を申し上げます。
いよいよ次週は放流事業であります。
ここからの管理人はお天気情報と首っ引きです。
例年は台風の発生や進路などにドキドキします。
他方では今年はクマ出没情報の確認も必要になります、特に砂川地区が心配なところですが果たして滞りなく予定をこなせるのかは、神のみぞ知るというかクマのみぞ・・・、といったことになるんでしょうか?。
『準備や警戒は悲観的に、事に当たっては楽観的に』大事を控えては定石だそうであります。
台風とクマ同時だったら・・・、「楽観的になれないからー」のココロダー