総評として、レベルアップに繋がるかもポイントとしては、木主さんが挙げてくれていた点以外だとやはり『塗り』『マップを見る』の二点が大きいかな、という感じです。
ここから塗りの話をしますと、木主さんが動き辛そうな場面は結構ありましたが、その要因として『塗りが足りていない』事が挙げられるのではないかと考えられます。
二試合共に、木主さんの塗りは割と最低限な場面が多く感じられました。勿論、一試合に一人の人間が割けるコストは決まっているので、塗りばかりしているのも良くはないですが、それでも塗りが最低限すぎることによって中々に危ない橋を渡っている感じのある場面は多かったです。
スパ族は塗り射程自体はアレなものの、燃費面も含めて割と綺麗にしっかり塗れる方のブキなので、ある程度安全がわかっている範囲からしっかり地盤を固め、徐々に攻めるための塗りを整えていくことが、キルに繋がる・不意打ちのデス(木主さんの表現で言うと『盤面が崩れるデス』)を防げるのではないかと思います。
また、スパウルくんは折角スプボがあるので、敵そのものに踏ませる以外にも、『そこに塗りがあれば敵まで駆け抜けられる』という、道を繋ぐ考え方で投げていってみてもいいんじゃないかなと思います。
スパウルがキルに専念できるくらい誰かが塗ってくれるのが勿論理想ではありますが、バイガイの試合ですと他メンバーがリッター・ボトル・ガエカスなので、あまり塗り面でアテにするのもという感じのメンバーではあります。チョウザメもクアッド・チャーコラ・モプ角なので個人的な感覚としては同様ですね。
地盤を固める、つまり退路を確保する・(味方リッターなどが)チャージキープで移動しやすくするための自陣面の塗りは、自分だけでなく当然味方にも恩恵があります。射程は味方三人の方が遥かにある場合が大半なため、その三人が心地よく沢山撃てる・生存できる状況になれば、それだけスパウルにとっての攻めのための塗りも広がっていきやすいです。また、同時に敵の攻めルートや隠れ場所も削れていきます。
『塗りをしっかりする』、『マップを見る』は木主さんが聞きたい事として挙げている『盤面が崩れるデスを減らす・有効なキルを増やせるようにするにはどのようなことを心がけたらよいか』にも繋がり、これが達成できるということは『味方が次のアサリを入れられる攻め方』の解決にも繋がる事だと思います。
これは本当に余談なので、木主さん目線でどうこう出来る話ではないのですが、自分はスパヒューとスパウル(もっと言うと赤スパも)ではアサリ適正にそこまで差は無いと思います。
木主さんが普段使っているとのことのスパヒューはサメで強引にゴール下まで己をねじ込んだりできますが、同チームに居る人間目線としてはそこにガチアサリジャンプを合わせられたりするので、自分は結構好きです。ただこれを野良でスパヒュー側が期待するのは現実的ではないのですが…。
野良のガチアサリは、どんなに敵を制圧していても、ゴール下で戦っていても、アサリ面で合わせてもらえない時はかなり多いです。折角チャンスなのに、という場面で気付いてもらえなくて悲しい場面は本当に多いです。木主さんも言わずともわかっている事だとは思うのですが…。でもスパ族はアサリ関与より前で戦うことをせざるを得ず、だからアサリ面が味方依存になってしまう点がレベルが上がれば上がるほど消せないのが、自分はどうしても厳しいなと思います。
なので初めの話に戻りますが、木主さん自身中衛気質とのことなので、他のブキに変えた方がやりやすそう…というのが正直な感想です。
スパウルで相手四人全員なぎ倒していけるだけの突破力やワンチャン力がある、それを目指したい・やりたいなら話は別ですが、木主さんはご本人が『中衛気質』と仰っている通り、実際のプレイング方針もそういう方向にはあまり感じませんでした。
なので、ブキを変える場合は
・ガチアサリを維持しながらも前線に関与が出来る射程がある
・その上である程度塗りも出来る
というブキがおすすめかなと思いますが、それこそヤグラで最高XPを取っているとのことのノーチで試してみるのも良いのかなと思います。
一方で、もしスパウルでアサリを頑張りたいというお気持ちなら、先述した
・塗りを気にする
・マップを見る
に加えて、
・攻める時は味方と一緒に(特にSP)
をもっと意識できると良いのかなと思います。
拙い文かとは思いますが、少しでも何かお役に立てば幸いです。ブキを変えても、スパウルのままでも、応援しています。