カオスドラマX

師匠のグルメ / 20

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見観子「う゛え゛え゛ぇ゛ェ゛~~~……やってらんめぇですほんとどーしよーもねーですよぉ……」

――――顔真っ赤、呂律は回らず、正真正銘どこから見ても酔っ払いの女が一人、また回転寿司へと訪れ席に通された。
幸か不幸か、彼女はあなた達のすぐ近くの席だ。迷惑をかけるほど身振り手振りが大げさにはなってないが。

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見観子「おすし……おすしたべないとやってらんない……世の中くそたれあほたればかたれです……で、です……でェーッ!?

しかし不幸にも彼女は腐っても魔法使いだった、こんな不貞腐れたのんべえ丸出しのアホ丸出しのろくでなしでもだ。
このド近くに見つけてしまった連中の実力たるや、そしてウッカリでこの集いの主宰だろう超越者に目が向いた。向いてしまったのだ。
いくらメガネをなくしたド近眼がいたとて、目の前にエベレストが立っていたらビビる。そういうことである。

見観子「……。」

そして彼女は、即座に見ないふりをすることにした。何なら何も注文せずに帰ろうともしていた。触らぬ神に祟り無し、というかもう同じ空間から消えるから祟らないでくださいの心境なのだ。酔いなんぞ一発で覚めた。

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