カオスドラマX

LAST RESORT #5 【 Vs.サナトリー 】 / 13

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ガダル「 ハッ フゥ……ッ ク…… ぐァ!!(建造物の瓦礫を埋没させ大の字になり荒い呼吸を繰り返していた。意識が途絶える寸前の情景が瞼の裏で再生され、その恐怖を反芻し咳込み瞼を開ける。) 何……が…… 状況を……点呼、……点"呼"ォ"……ッ !!」

――――――――――――――――。(沈黙。神曲における地獄を現実に落とし込んだ情景の中、延々と腐臭を撒き散らし、炎が猛るばかり。 喧騒に紛れた沈黙) ……。隊、長……!   ご無事、で……  足が……眼が……ッ  (弱々しいが、生存者が彼に応える声が帰ってくる。姿こそ見えないが倒れながらも声を捻り出しているようだった)

ガダル「………!!(生存者……! クソ……気を抜くな……! 陛下に任された兵がこうも容易く……ッ!おのれ……)………! そうだ、陛下……エデ陛下は……―――――――――――(生存した兵に安堵し意識を失いかけるが、剣を杖代わりに立ち上がり周囲を見渡す。 右足の感覚がない、右目は機能していない。他にも体の機能が多く損なわれている。 だがそんなことが些事であると嘲笑うような現実が、彼の目の前にあった)」

エデ【執行】「――――――――――(あの大炎熱の中原型を残した硝子の残骸。それが散乱する抉れた地形の中心。そこで右半身を焼失し、残す左半身も黒く焼け焦げた、機械人形の姿があった。 残る右腕は掌を前へ突き出し、"防御結界" の残滓を散らしていた)」

ガダル「―――――――!! ァ"…… ァ ア"……… 陛下…… 陛 下 ッ !! 」

エデ【執行】「 残存勢力、30%……。 97%全滅と出ていたが…… ハッ あの眼鏡に殴られた影響が私にも及んだか。(口さえ稼働せず、ノイズ混じりの音声を発し、自らを嘲り自虐的に広角を釣り上げ)  カ ツ ッッ (残骸が、焦土となった砂浜へ沈む)」

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