アルタール「ゼー…ッ……ハー………ッ……――――――(決着が尽いたその時、自身は未だに仰向けに横たわっていた。自分にできる最善の行動はすべてやり尽くした。後悔はもう、ない……そう思い込もうとした時だった―――――)」
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―――― 俺とバンドを組まないかって?……ハハッ、おもしれぇ奴だな、お前。 乗った!
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アルタール「………―――――――」
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ライオット……ユーとの出会いから本当に毎日が刺激的だったよ。
変人だの狂人だの馬鹿にされてきたミーを、それが「ロック」だって蹴飛ばしてくれたのは、ユーが初めてだった…
本当はもう……こんなマスクは必要なかったんだ…恥ずかしさを隠すために覆ったこれを……
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アサギ……レヴィ……ライオット…… ユーたちとちゃんと面向かって笑い合いたかったよ…
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アルタール「――――― ビ キ ィ … ッ … ! (宇宙服を彷彿とさせるあの特徴的なマスクの表面が、ついに砕ける。曝け出された素顔は血塗れによって結局覆われたままだったが、なんだかいつもより景色に眩しさを感じる。もっと眩しい思いをしたかった。ステージの上でスポットライトを浴びることこそが、バンドマンが生きている由縁なのだから――――)」
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アルタール「……引退ライブ……楽しんで、くれたかな………―――――――」
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ゴ ト ッ ―――――― (バンドマンの手から相棒のギターが手放される。「弦」はとっくに切れていた―――――)
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