ゼフィリーヌ「(ハッタリでは無い、動きも指揮も、確実に速くなっている……!)散った…?いや、回避と同時に私を包囲した……?狙っていた様だね、数の優位を活かしに来たのだろうが…!」
(散開した五人の行先を目で追い、その内地中へと潜ったイペリとガレア以外を捉えることに成功。急降下しながら振り下ろされたノインの刃に対して、右手に持ったハルバードの柄の先を横から叩き付ける様にして斬撃を逸らし)
ゼフィリーヌ「後二人居たはず、どこから………がッ……!?地下…ッ!?」
(頭上から襲い掛かってくるノインに対応していた事が災いし、地中から飛び出してきたイペリの尾が脇腹に直撃。意識の外からの攻撃であった事もあり、衝撃で鎧が割れ、身体がくの字に折れ曲がり、痛みに顔を歪ませて数歩よろめく。だが……)
ゼフィリーヌ「―――っ…だが、君と、もう一人は見えていた」
(三手目。体制を崩しながらも、瞬間的に左手の魔力の剣を伸ばし……視界に捉えていた五十鈴の槍による突きが、鎧を貫通して右胸に突き刺さる。が……その突きとすれ違わせる様に剣を振り上げ、その身体を脚部から縦に両断しに掛かる)
ゼフィリーヌ「(大胸筋、小胸筋まで抜かれた。肺まで達しているな……ここまで止められなかったか、此処まで鋭い攻撃だとは…!)今度は、光線の掃射か……!遠方からの砲撃でカバーに徹したか、だが…!」
(キコとは反対側の方向に高く、速く跳び……レーザーの雨からの被弾を減らしつつ、ハルバードを身体の前面に構えて防御態勢を取る。それでも尚、防ぎ切れないレーザーによって鎧と表皮を少しずつ削られるも、間隙を縫ってキコに向かってハルバードを構えて反撃を狙う。その瞬間……)
ゼフィリーヌ「しま…………っ゛……!!」
(土煙から一瞬で現れたガレアへの反応が遅れ、ニーキックが腹部に直撃。イペリの打撃による衝撃と合わさり、鎧の腹部パーツが砕けると共に猛烈に吹き飛ばされ――派手に土煙を上げながら、地表へと叩き付けられる)