フロール「あれは……第四兵団の薬師寺団員…?無事だったんですね!敵の鎧も貫けている様ですね…これなら戦況もより有利に…!」
(爆走しながらマッドマックスばりにショットガンを撃ちまくる薬師寺の姿が目に入り、思わず安堵の表情が漏れる)
フロール「んん……そうですか?髪が伸びた以外も変わりましたかね……戸籍上はもう大人なんですが……ああ、いや……そういう問題じゃあないか。……少しだけ居眠りをしたお陰で、元気になれたみたいです。ちゃんと跨って座りたい所ですが、攻撃出来る体制を維持しておきたい。落ちはしないので、このまま全開でお願いします!」
(猛スピードで奔るバイクの後部で、リアフェンダーに足を引っ掛けて直立。弓を構えて周囲を警戒していたが……砲撃による風切り音、そして爆風に反応して振り返り)
フロール「ヴェスパー!砲撃だ!!VSを優先して潰しに来た!しかもあれは……政府軍の自走砲だ……!ヴェスパー!!アレを放っては置けない、制圧を優先する!!後ろの僕の事は考えなくて良い、回避を優先して走行を続けて!!」
(振動しながら高速で走るバイクの後部、加えて不安定な足場……複数の悪条件が重なって居ながらも、毅然として弓型のガジェットに魔力の矢を数本纏めて番え)
フロール「(この体勢で正確に操縦手や砲塔を狙撃するのは難しい、加えて別動隊が白兵戦に展開してくる……時間を掛けて一射ずつ照準は合わせられない。ならば……装甲の薄い上面を狙って、素早く"数"を撃つ!)これ以上好き放題させてたまるか…!」
バ ヒ ュ ウ !!
(弓を上に向け、山なりの軌道で複数本の魔力の矢を纏めて発射。直後に空いた手でナイフを抜き、迫る護衛兵の攻撃を迎撃。同時に、発射された矢が自走砲の上空で"炸裂"し、無数の小さな矢となって自走砲の上部へと降り注ぐ。)