おかあさん「少し前、全ての暴力を否定しここを旅立った子供がいた
彼は暴漢から見ず知らずの親子を庇い、そして反撃を選ばず殺された
だが私はそれでもいいと考えた。いや……考えてはいないか
彼は選んだ、ただそれだけだ」
おかあさん「その後、全ての暴力を肯定し旅立った子供がいた
護るものもない、目指すものはない、あるのは渇望だけ
乾きは潤ったか? それは彼にしかわからないが……
彼の最後を見るに、あの笑い方は全てを肯定していた
悪逆の限りを尽くし、その報いを受け惨めに晒し者にされ死ぬにしても、
やはり彼は『しかたないことだ』と笑いながら逝った」
おかあさん「たった今だ。彼は正義を全うする為悪に堕ちると言ってここを出た
正しいと信じたことを死ぬまで成し遂げたなら、私が彼という悪を裁く。そう盟約を結んだ上で力を得てから
私は彼の行く末を知ってる、何度も"繰り返している"。きっとすぐ、私は彼に引導を渡す
それでもいいと、私は彼の在り方を肯定する」
おかあさん「ロナ、選ばないというならそれでいい。魂の在り方を強制することはない。 けれど"選ばない為"に"選ぶべき時"がきっとくる。それはすぐそこだ」
おかあさん「私はお前の魂の在り方、全てを肯定する」
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