第0護衛兵「退けば殺れる…… 退けば――――くそッ!!(犠牲、死、名誉。恐怖が狂気に置き換わり、危機感は自らを奮い立たせる生存本能となって死地へ飛び込む。彼らには生存のために戦うという連帯感があった。 巨人を全方位から蜂の巣にできるよう、ワイヤーガンを駆使し、一斉攻撃のタイミングを見計らうが……)
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アリエルΔ「 キ ン (右ブロウを振り、立体移動に用いるワイヤーガンを腕に絡め取って芋づる式に第0護衛兵を捕まえる。左ブロウも同様に振るい、瞬く間に自分を方位していた"羽虫"を二手で捉え)
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アエリエルΔ「 ヒュ オ フォ ン フォ ン ガッ フォ ン ゴ ッ フォ ン (複数の人形が塊になって出来上がった水ヨーヨーを、完全な円を描いて振り回す。道中、それが周囲の建造物やら何やらにぶつかり、中の液体が散らかった気がしたが"お祭り"ではよくあることだ。気に留める必要はない) パッ (手を離し投げ捨てればいいだけ)
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ただの にく かい「 ゴンッ ビ チッ (メトロの駆るデカメロンのメインカメラが赤一色で染まる。 名窯しがたい形状のそれらは眼球が"複数"あり、歯があり、腕が五本ある。それだけの物体だった)
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―――――――第10のみんなか、レイカさんか。 勝つか、逃げるか。 生きるか、死ぬか。
私に突きつけられた選択は、一つ守り、一つ取りこぼすものばかりだった。
でもそれは、世界という現実が突きつける残酷でリアリティがあるだけの嘘だ。
"全部選べばいい"、何も失わない。その代わり、選んだもの以外を捨てればいいだけなんだ。
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赤が咲く。
赤が咲く。
触れた場所が咲いて、赤が咲く
花火みたいに散っては染め上げていく、とてもきれい
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ロナ『 大丈夫だよおかあさん。 もう私、ちゃんと選べるよ 』
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