そこからもいろんな人に出会ったんだ。
音楽を好み、家族の為に生きる事を決心した黒達。
人の本質を正しく律したいと願う探偵達。
都市の流れに抗い、導いてくれた赤の案内人と星に誇りを見出した壱の人。
その期待に応えてくれた方角を示した崇高。
利己を示し、俺の始まりを肯定してくれた正義。
誤った選択をし続けても、不変なる愛に身を置いた未来。
帰郷に焦がれても、死した者達の為に生きる事を選んだ希望。
そんな人たちと出会い、彩る旅をしたんだよ。
誰もかれもが、俺を透明の軌跡って呼ぶんだ。
俺、偉くなったみたいなんだ。
色んな人から注目される、そんな人になったんだ。
不思議だよね。俺、そんな柄じゃないのにさ。
君に会いたいってだけなのに、
色んな軌跡を描いていったんだ。
君に向かって伸びる道。
俺の方向標。
君という太陽。
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