カオスドラマX

Voyage / 18

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ショウ「(ゲッ……あいつ……!) ……あぁ、ハイハイ……」

テンペスタ────その名で呼ばれたショウは忌々しげに担任を一瞥した後に教室の生徒たちに向き直る。

ショウ「ショウ・テンペスタ────ショウで良い。"そっち"は好きじゃねぇ、分かったな」

"ファミリーネーム"という言葉すら嫌悪するように吐き捨てたショウは、わざとらしく不機嫌そうな足音を立てながら指定された帆南の隣の席に歩いていき、どかっと座る。そして頬杖を突き、帆南からはそっぽを向いて窓の外を見る。

海翔「おい、おい……!ショウって言うんだろ?俺、海翔。よろしくな!」

ショウの前の席に居る海翔はショウに振り返り、椅子を後ろに傾けて肘をショウの机に置き、潜めた声で話しかけてニッと明るく笑う。しかしショウはむっとした顔で相変わらず窓の外を眺めている。"話しかけんなオーラ"が全開である。
海翔はそんな様子を意に介すこともなく笑いながらショウの様子を眺めている。

楼珠はショウたちとは逆の廊下側の席で決めポーズをとっている。

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