カオスドラマX

Voyage / 2

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「―――おい、止まれ。ガキがこの校門を通っていいと思ってんのか?」

ざわめきの中から現れた、大柄な男がショウを呼び止めて立ち塞がる。
その男子生徒は目つきが鋭く、筋肉質な体躯に威圧感を漂わせながらショウを見下す。

「テメェみてえな弱そうなガキが、Bランクで、俺様と同級生として編入だあ? 馬鹿も休み休み言いやがれってんだ。そんな事許しちまっちゃあ、この学園の格が落ちちまうだろ? わかったらさっさとまわれ右してお家に帰んな」
「―――痛い目みない内にな。」

本来、『学生騎士』は能力の使用を厳しく制限されており、先生の許可なしに能力を行使することは認められていない。
はずだが、男子生徒は魔力光を帯び、巨大な戦斧の《霊装》を顕現させた。
どうやら本気のようだ。

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