「ゴ…………ごふッ……う゛ゥ……!」
巨躯の男子生徒の呻き声と鈍い音が、数回、数十回にわたり響き渡る。
朦朧とした意識の先に、ついに大剣を振り被ったショウの姿を見上げる。
「……ッ! や、やめ……ッ」
「お、おい……誰か止めた方がいいんじゃないか……?」
「じゃあ、お、お前止めて来いよ……」
「い、いや、俺は……」
周りの生徒の視線は一点に集中し、まるで凍りついたようだった。
誰もが心の中で「止めるべきだ」と思っているが、誰一人として動けない。
手のつけられない圧倒的な暴力がもたらす恐怖と無力感が、その場を支配していた。
その時だった。
ピンク髪の少女「ちょちょちょ、すとぉーーーーっぷ!!」
人混みを割って飛び出したのは、明るいピンク髪の少女だった。
彼女の髪は柔らかく内巻きにカットされており、髪の一部はさり気なく耳にかけられてピアスの存在を主張させる。
ヘアピンもシンプルながら華やかさを添え、彼女のスタイルにぴったりなアクセントを加えていた。
短く折られたプリーツスカートに、豊かな胸を誇るように張らせたシャツの上にパーカーをラフに着こなす少女はそのままショウと男子生徒の側まで駆け寄って行き、
ピンク髪の少女「そこまでそこまで! マジなにやってんの!?」
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