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ズドドドド…ッ――――― ズ ガ ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! !
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銃撃音と空爆が交錯する、曇天に淀む空
その眼下には灰一色の世界が広がっている―――――
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「 ハァ……ハァ……ッ……! 」
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パチ、パ チ パ チ … ッ … ―――
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残火が地を焼き、灰に染め上げていく
傾倒する鉄塔、食い破られたような大穴の開いた建造物は、
もはや名を失った遺物のように崩壊の一途を辿る―――
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「 ァ…… ハ ァ ……ッ ……! 」
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ヒ ャ゛ ァ゛ ァ゛ … ッ … ――――
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迫りくる陰から逃げ惑う人々へ、その背に食らいつくような凶撃が
無慈悲にもその命の灯火を掻き消していく――――
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機関銃を手に進軍する人型の機械生命体
蟻の大群が如く漆黒が密集したその大群が、今はこの世界の命の選別を執り行っている
混沌とした世界は文字通りの「混沌」を極め、誰もがありもしない一縷の希望に縋りつこうと明日へ逃げ延びる
しかし、黒き大群はその希望を躊躇くなく狩り取っていくのだ
それが…この世界。
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