カオスドラマX

双眸 ~紺碧の哀/紅蓮の愛~ アキラ√  / 8

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ブラン000「……確かに…今は悠長にお茶を交えながら話をしている場合ではないかもしれない。
それはアンドロイドであれば非効率的だと判断するものだろう。だけど…僕は違う。
なぜなら僕は博士の遺志を継いだ代行者。あの方が望んだことを最優先に成し遂げる義務がある。
そしてそれは必然的に君たち兄妹のためにもなる。」

ブラン000「…アキラちゃん、きみは…君たちの『ご家族』について知っているだろうか。
君たち兄妹は幼き頃、ヴァナダ博士の養子として引き取られた。
知こそはつながっていないが、博士は君たちのことを家族として心から受け入れ君たちの成長をその傍で見続けていた。
だがある日…義兄弟の幸助さんからその過去の片鱗を聞いたはずだ。君たちの…本当のご家族の話を。」

ブラン000「……君たち兄妹が知った真相はあくまでも断片的なものだ。まだすべてを知り得たわけじゃない。
なぜ君たち兄妹が幼き頃から実の両親と決別することになったのか…なぜヴァナダ博士と巡り合うことになったのか…
"そのすべては繋がるようにできていた"ということを。」

ブラン000「今だからこそ語るべきだ。それが博士の望んだことであるが故に。君たち兄妹のこと…ご家族のこと…博士のこと… すべての真相を知り得ることで、きっと君は今よりもずっと『家族』という存在を愛おしく思うことになる。」

ブラン000「すこし長くなるかもしれないけれど、聞いてくれるかい?君たちの過去を…そして現在(いま)に繋がるまでの隠された真実を。

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