カオスドラマX

闇の女子旅 -森林編- / 34

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ポイゾーネ「言っときますけど、寄り道は致しませんわよ?あくまで目的は黒林檎一択ですので。」

クトゥリカ「分かってますよ、今度姉妹で旅行する時の行き先候補に加えておく事にします。(ポイゾーネに地図を返し)」

リルゥル「えへ、えへへへっ、ひひひひっ……♪(口元を食べかすまみれにして上機嫌に笑っている)」

リディア「ふふっ、リルゥルちゃんご機嫌だね、旅行って聞いて喜んでるのかな?(リルゥルのこぼした食べかすをせっせと片付けて)あっ…… そういえば、あの時聞きそびれてたんだけど…… クーちゃん、サリッサちゃんは元気にしてる?」

クトゥリカ「サリッサですか?えぇ、元気にしておりますとも……(ポケットティッシュでリルゥルの口元を拭きながら)彼女は今、カオス中学二年の生徒として真面目に勉強に勤しんでおりますよ。聞くところでは、お友達もたくさん出来ているみたいですし、最近下級生の子から告白もされたようでして…… あの子も随分社交的になったのだなと、姉としてとても嬉しく思います。」

リディア「Σこ、告白……?(驚きながらも、何処か嬉しそうな様子で)そっか、良かった…… サリッサちゃんが元気で、ここの人たちにも受け入れてもらえて…… 今度、会ってお話ししようっと。」

クトゥリカ「えぇ、そうしてくれるとあの子も喜びますよ。(駅の売店で購入していたミニパックの豆乳にストローを刺して)」

ポイゾーネ「へぇ、あの子が…… 意外な事もあるものですわね。(受け取った地図を綺麗に畳み、カゴに戻して)サリッサか…… 私、あの子とはいまいち反りが合わなかったというか……殆ど口も利かなかったし、会う度にいつも嫌~な視線向けられてた記憶しかないんですよねぇ……。」

クトゥリカ「そりゃぁ、マリちゃんが私に向かっていちいち毒づいたりするのが気に入らなかったんでしょう。あの子はとーーーーっても家族想いな子ですから、幾ら親しい間柄の者であっても、家族を悪く言う人は許せないんですよ。」

リディア「あぁ……そういえば、サリッサちゃん言ってたなぁ……「誰であっても姉様に盾突く奴は嫌いだ」って…… 同じような理由で、シング君もすっごく目の敵にしてたような気がするよ………(汗)」

ポイゾーネ「確かに、あれほど本気で教祖……いえ、シングさんに会う度ガン付けてたのはあの子くらいのものでしたわね。それが原因でメルケデさんやシドさんといったガチ勢の方々を毎回怒らせてましたっけ…… そしてあの子も一切怯まず言い返すものだからもう…… あの時の修羅場の数々は本当に思い出したくありませんわ……。」

リルゥル「あぐあぐあぐ……へひひひひひっ。(ポケットティッシュを食べながら笑っている)」

クトゥリカ「シンちゃんも取り巻きの方々も、人に対する口の利き方がなってませんからね。ああいう礼儀知らずで思いやりの欠片もなく、口も手癖も悪い下劣な輩が一番嫌いなんですよ、サリッサは……(豆乳をストローで啜り)……さて、あの子は今どうしていますかね…… 上手くやれているといいですが………。(窓から景色を眺めながら呟く)」

ポイゾーネ「……?(クトゥリカの様子を見て)そういえば……サリッサさんは今日、どうしても外せない用事があるって言ってましたわよね?それは一体、どういった用事なのでしょうか?姉である貴方や、そこの怪物(リルゥル)の世話を放り出してまで行くなんて、その…… よほどの事ではないかとお見受けいたしますが………(恐る恐るクトゥリカに)」

リディア「Σえっ…… さ、サリッサちゃん、何かあったの……?Σ(・□・;)」

クトゥリカ「ん?何ですかマリちゃん、まるであの子がギャングのアジトにでもカチコミに行くんじゃないかと言いたげな顔して……そんなんじゃありませんからご安心ください、ただのデートですよ、デート。」

ポイゾーネ「あ、なんだ、デートでしたの…… そう、デート…………   ………えっ!?で、デート!?あの子が!?だ、誰と……!?」

クトゥリカ「失礼ですね、そんなに驚くことないでしょうに……ほら、先程言ってたでしょう?下級生の子に告白されたって……その子ですよ。」

リディア「えっ……じゃぁ、サリッサちゃん、オーケーしたの……?」

クトゥリカ「ん~……と言うよりは、私がちょっと強引に背中を押した感じですね…… デートに関しても、私がそっちを優先するように言ったんですよ。だって、こんなチャンス滅多にないじゃないですか、あの子と深い仲になりたいと心から言ってくれる人が現れるなんて……学生の内に、一度はそういう経験を積ませてあげたいなって思ったんです。」

ポイゾーネ「ま、マジですの……? あの子と本気で付き合いたいだなんて、そんな物好きな………(信じられないといった様子で呟く)」

リディア「そっか…… 2人、仲良くなれると良いね。(嬉しそうな様子で)ねぇクーちゃん、その……お相手は、どんな子なの……?」

クトゥリカ「お相手ですか?それはもう——————————  可愛い " 女の子 " でしたよ♪」

リディア「へぇー、可愛い女の………    ……………子………?( °ο°)」

ポイゾーネ「……………え?( °Д°)」

リディア&ポイゾーネ「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?Σ(;°▭°)Σ(;°Д°)

クトゥリカ「何ですか騒々しい……… あ、もうすぐ西の駅に到着するみたいですよ、そろそろ準備なさった方がよろしいのでは?」

リルゥル「あはっ♪( °ワ°)」

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