ボコッッ——— ビュバババババババッッ!!!!(次の瞬間、地面から夥しい数の触手が出現し、瞬く間にリルゥルの体に巻き付いていく)
リルゥル「あはははは―――――― あはっ?(全身を触手に巻かれ、その場に倒れこむ)」
リディア「しょ、触手!?(ナイフを取り出し)リルゥルちゃん!!(ナイフを手にリルゥルへと駆け寄る)」
ポイゾーネ「リディアさん!ナイフよりもこの触手撃退薬の方が早いですわよ!(リディアに向けて緑色の小瓶を投げ渡し)……本当は助けたくないけど……っ(ぼそっと心の声を漏らしながら)」
クトゥリカ「あの触手は、一体…… ん?今何と言いましたかマリちゃん?ねぇ?(ポイゾーネの肩を掴んで詰め寄り)」
リディア「ありがとうポイちゃん!(小瓶を受け取り)……ごめん触手さん、その子から離れて!(小瓶の中の薬を触手に向けてぶちまける)」
触手「Σビクッッ ズルズルズルズル……(薬に反応し、逃げるように地中に潜り去る)」
リルゥル「あはっ……(触手から解放され、起き上がり)………えへへへへ……。」
ポイゾーネ「え、いや、何も……?(汗) Σあっ!それよりほら、リディアさんのおかげであの子は無事みたいですよっ?」
クトゥリカ「Σはっ…… リルゥル!(ポイゾーネを離し、リルゥルの元へ駆け寄って)……良かった、何処も怪我は無いようですね…… まったく、お姉ちゃんに心配をかけないでください。(リルゥルの頭を撫でながら)」
リルゥル「えひ、ひひひひひ……♪(撫でられて、機嫌が良さそうに笑っている)」
リディア「はぁ……大丈夫みたいだね、良かった……。(安堵した様子で)ポイちゃんの薬のおかげだよ、ありがとね。(笑顔でポイゾーネにお礼を言って)」
ポイゾーネ「別にお礼なんていりませんわよ、それよりもさっきの触手は一体……?」
???「あぁ、ビックリした……(何処からともなく、淡々としたトーンの若い男の声が4人の耳へと入ってくる)いきなりとんでもない勢いで向かってきやがって、怖いったらありゃしない……… 淫乱女に逆レ×プされる男の気持ちって、きっとこんな感じなんだろうなぁ…… あぁ、嫌だ嫌だ……。」
リディア「うーん……野生の触手にしては、動きの統制が取れ過ぎていたような……… !? だ、誰……?(声を聞き、警戒した様子で身構え)」
ポイゾーネ「!(毒針を手に身構えて)……その口ぶり、もしかしてさっきの触手は貴方の仕業かしら?」
クトゥリカ「スッ……(リルゥルの頭から手を離すと同時に、真顔になって)……もしかしなくても、あれは間違いなくそこにいる貴方からの差し金でしょう?(そう言って立ち上がり、リルゥルの向かおうとした方向に目を向けて)速やかに姿を現し、投降するのであれば、命だけは取らないであげますが…… まだ私たちにちょっかいをかけて来るようなら―――― 分 か っ て い ま す ね ?(全身からどす黒いオーラを放出しながら、殺意を込めた声色でそこへ潜む " 誰か " に向けて言い放つ)」
リディア「Σひぃっ…… く、クーちゃん、落ち着いて……。」
ポイゾーネ「……えぇ……(クトゥリカの様子にドン引きしながら)……そ、その通り、さっさと出てきた方が身のためですわよ?この人をこのまま怒らせると取り返しつきませんからね……本当ですわよー?」
???「……いじめたも何も、先に仕掛けたのはそっちだろ?変わってないなぁ、そういう理不尽なところ……(まるで以前から知っているかのような口ぶりで、クトゥリカに対し返答を続ける)お前がそうやって何かの拍子に怒る度に、周りの男達のキ×タマは縮み上がり、女達もパンティーがビショになるくらいチビりまくって…… まぁいいや、せっかくの再会だし、顔を出さないと失礼だよな? ……良いよ、今出てきてやるよ―――――」
そう言って、声の主と思わしき者は少し離れた茂みの中からその姿を現した。
現れたのは、10代後半くらいの若い男の上半身に、タコの様な下半身を持つ異様な姿の怪物だった。
上半身の肌は血の気が通ってないのかと思うほどに真っ白で、目は朱色と青のオッドアイで、胸元を複数の細い触手で覆ったその怪物は、眼前に立ちはだかる彼女たちを表情1つ変えずにじっと見つめていた。