岸波「ああ、はい……どうも…(完全にプライベートで会った事のある人間が現れ、しかも殺気を露骨に出し始めた結果……すっかり毒気を抜かれた様子で大人しくなり)」
松岸「ずっとイチャイチャさせては貰ってますけど……あの、もしまた機会がありましたら是非……その学生バンドの人達とも仲良くさせてもらってますからぁ(岸波に合わせる様に、素直…というか大人しい口調で丁寧に返し)」
森野「まあ、とにかく……とにかく!暴れたきゃ暴れてくれ……何かあったらもうとりあえず逃げる方向で考えるからな……俺はともかく怪我人の保護対象が二人、ついでに最小限とは言え病院の人間……も……(何かに気付いたのか、タブレット端末を凝視し)
―――タブレット端末の画面に映し出されたのは、車列。車種はバラバラながら、多くの車が診療所前に次々に停車し、
バットや刀、銃火器で武装した、顔を隠した大勢の集団が車から降り立ち、診療所へ向かって来る姿……攻撃を仕掛けてきている事は、誰が見ても明らかだった。

森野「あーあーあー……来てんじゃねえか!それも大勢居るぞ、武装した連中が……おい、銃くれ、拳銃一丁でもいいから(手の包帯と固定具を無理矢理外そうとしながら、庚と大澤を睨むように)」
大澤「(森野の傍に寄り、タブレットの画面を見ながら)……来てるな、ここまで露骨に来るとは……まあ、連中ならここまでやる、か……爆弾やガスをいきなり使ってこないだけ良心的かもな…(ホルスターから拳銃を抜き、森野に向かって渡し)包帯なんかは利き手で握るのに必要な部分だけ外して、もしもの時だけ使ってくれ。森野くんだって重症患者なんだから。それと、まず保護対象の二人は俺が一旦拘束を解いて、どうにかする。後は……」
メッセンジャー芹澤「(森野と大澤の話を聞くなり、その場で立ち上がって両手を身体の前に突き出し)"
メッセンジャー芹澤「数がかなり多い……しかも多分、本命はもう中に入ってきてそうですね……まあ、中はどうにでもなるでしょう、ランディも居ますし。(窓から飛び降りた瞬間に、診療所前に集まっていた兵士達から銃口を向けられ、発砲されるが…)ヴゥ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛――!!!!!(周囲に響き渡る程の音量のデスヴォイスを響かせると共に、固有霊装の弦を激しく弾き……暴力的なサウンドを掻き鳴らす。それに呼応して全身を包む様に固有霊装からバリア状の電磁波が展開され、飛来する銃弾を逸らす)」
ランディ芹澤「はあい!任せてください姉さまぁ!(目を輝かせながらメッセンジャーを見送った後、面々に向かって振り向き)今外にいる連中は姉さまがやっつけてくれるのでぇ!さっさとこっちは場所移すなら移しちゃいましょうねえ!中は私が姉さまに代わっ――」
ダン!ガァン!!ダン!!ダン!!ダン
―――ランディ最後まで台詞を言い終える前に、弾丸が扉越しに放たれ……直撃を受けたランディが反対側の壁まで吹き飛ばされた。