全長29b、全幅13b、全高15b、総重量1628b
主砲・基本的な装甲配置>> 5163>> 5187
現在最新の模擬戦戦車です。また細々とした変更点と、大きな変更点が1つあります。まず砲塔アクティブがサイドスカートとの一体型に変更され、造形が少し改良されました。そして砲塔後部への叩きつけ対策として、階段状の金床を配置し、ほぼ貫通不可能としました。そしてその下にある底面爆破は威力が最小限に抑えられ、展開成功率が多少ですが向上しました。前方に戻り、分離用アンカーのハーフブロックがエンドストーンに変更され、物理的に貫通が困難となりました。そして後部の分離用アンカーには下佩楯が取り付けられ、下部からのアプローチラインが更に狭くなりました。この分離用アンカーの高度も再度調整され、破壊が困難な高さまで降りるようになっています。砲塔正面は曲げ対策として、7列目まで金床で覆われる形となりました。
そして次が最も大きな変更点です。Dシステム、通称「2つの顔」が搭載されました。これは水流展開時、攻撃モードと防御モード2つを扱える機構の事で、具体的な解説はミルク氏の「T5A1P」の解説動画を見ればわかると思います。まず、攻撃モードは従来型の中心列を空ける展開方法です。天板の手前側の石ボタンを押すと展開が可能です。
この場合、砲口前に水が一切ない為、コンクリを射撃する事ができます。ただしそれは相手も同じ事で、中心列に水がない為コンクリを使用した装甲破壊がしやすい他、金床ブリッジの下部を破壊された際、上部の前に水が張られず、榴散弾で簡単に貫通可能な状態となってしまうなどの弱点がありました。
次に防御モードを見てみましょう。後ろ側の石ボタンを押すと展開可能です。
この場合、戦車が完全に水で満たされる形になる為、コンクリを射撃する事はできなくなります。ただし、相手もコンクリでの貫徹が難しくなる他、先程話した金床ブリッジ榴散弾で突破可能問題が解決されています。ただこのモードは砲身、防楯爆破ができなくなる為、初手は砲塔正面に水流が貼られない状態となります。砲塔正面7列は金床で覆われている為、最悪水流で覆われていなくとも問題はありませんが、防楯から伝達ダメージで砲塔側面にダメージが入ったり、想定外の問題が起こる可能性は否定できません。改良機ではこの防楯爆砕が出来るようにする方向で進められています。