名称:LanzaⅠ(ランサ・ウノ)
由来はスペイン語で槍を意味するLanzaから。
1、 概要
Lanza1は、歩兵による携帯運用を目的として開発された肩撃ち式多目的ミサイルシステムである。対戦車・対構造物の双方に対応し、弾種を選択することで高価値目標から野戦陣地まで幅広く攻撃可能とする。
本システムは2系統の弾体を有する。
・G型:高貫通能力を有する誘導対機動兵器。主に、MBTやIFVを目標とする。
・B型:安価な無誘導・高威力対構造物弾。主に要塞化建築物や敵陣地を目標とする。
G型の誘導機構には光学・赤外線複合シーカーを採用し、風向や距離による自動修正機能を搭載している。B型も無誘導ながらも風力計測式安定フィンとジャイロ慣性安定装置によって風に流れにくい安定性を確保している。
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本システムは「携帯性、柔軟性、コストバランス」を重視して設計されている。
・G型は高コストである為、ハイバリュー目標(戦車、装甲車、揚陸艇)に限定して使用されている。
・B型は弾価が安く、大量配備が可能な為、遮蔽物の破壊や敵歩兵群の相当に使用されている。
この2本立てにより、歩兵分隊は限られた予算内で状況に応じて最大限の火力投射を可能だ。
・全長:1.1m
・弾体重量:G型約14kg、B型約12kg
・発射機重量:6.2kg
・射程:G型100〜2200m、B型50m〜1500m
・貫徹力:G型800mmRHA相当(ERA貫通化)
・弾頭:・G型:タンデム成形炸薬弾頭
・B型:高爆・貫通複合弾頭
(1) 準備
・発射器を肩に担ぎ、照準器を起動。
・目標を補足後、弾種を選択(G型/B型)
(2) 照準・ロック
・G型の場合、赤外線/光学シーカーでロックオン。
・B型の場合、目視照準で角度を設定。
(3) 発射
・ソフトランチ方式により発射直後の反動・後方火炎の低減、狭所射撃が可能。
(4) 撤退
・発射後、可能な限り30秒以内に陣地を離脱。
・高い柔軟性:G型とB型の使い分けで、重装甲車両から建物の一つまで一つの発射機で対応可能。
・携帯性:一名で運搬可能。弾体は別の兵士が携行し、分隊内で弾薬負担を分散できる。
・即応性:構造がシンプルなB型は電源不要で即時発射可能。
携帯式Lanza1は主に以下の状況で効果を発揮する。
(1) 都市戦:建造物貫徹用のB型を用いて遮蔽物ごと敵を排除。
(2) 待ち伏せ:林縁、塹壕からG型で敵装甲車両を狙撃。
(3) 沿岸防衛:上陸艇接近時にB型を用いて上陸艇の船体を破壊、ホバークラフトなども攻撃可能。
(4) 撤退戦:後退しながら、接近する走行車両にG型を使用し追撃を阻止する。
Lanza1は歩兵用対装甲火器としては高い汎用性を持ち、特に誘導弾と安価な直進弾
同一プラットフォームで運用できることが大きな利点である。戦場での火力運用の自由度を格段に高め、予算・補給面でも有利に働くと評価されている。
高い汎用性を持つLanza1をウルグアイ陸軍は高く評価しており、車載型や連装型など様々など様々な派生型を開発している。
更に、陸軍は肝入りの計画としてヘリコプターや無人機を撃墜可能な対空ミサイルを開発している。
因みにですが、ふと比べてみたところ。ジナビアさんのメドヴェーチはRHAが軽く900を超えており、正面装甲を突破するのは不可能だということがわかりました。正直、歩兵戦力であの装甲を突破することは不可能じゃないかな。
その為のトップアタック…!
その為のAPS…!
グハッ
BMPの貫徹1200mmミサイル開発してもろて
あと戦車に対して歩兵が正面突破しようとするのが間違い()