さっそく俺はカメラ、メモ用紙をとって家を出た
まずは事件があった警察署からだ
まだ遺体…なのか分からないものがそこら中に転がっていた
「臭せぇ…」
次の瞬間、俺は転がってた警察手帳を見て、愕然とした
「うそだろ…」
なんと警察手帳に書かれていたのは、警察時代の上司だった
言葉が出なかった
俺は早めに写真を撮り、メモを取った
つぎは少年が殺された公園だ…
もう死体はなくなっていた
「まあ当たり前だろうな」
足に何かがぶつかった
カメラだ
「なんだこれ」
中身を見ようとした瞬間、光が照らされた
車だ まっすぐこっちに突っ込んでくる!
「うわぁぁぁ」
通報 ...
まっすぐ突っ込んでくる!
とっさに生存本能が発揮されたのか、横に飛んでいた
ガッシャぁァァァン!
とんでもないスピードだった、良くよけれたものだ
「なんだよ!」
運転席はひしゃげ、間からは真っ赤な鮮血が噴き出ていた
「うっ」
吐いた 人生で沢山こんな場面を見てきたはずなのに、吐いてしまった
「早く帰らなくては」
アパートの階段を駆け上がり、扉をあけ、中に入った
そして上司に連絡、何があってもこれは忘れてはいけない
「お望みどうりの結果でしたよ」
「おお!これを記事にすれば大儲けだ!よくやった!ゆっくり休め!」
「はい」
そんなこんなで、生き残ることが出来た…
でもなぜだろう、何かに見られている気がする…
気のせいか…
ガッシャァァァン
「何だ!」
「なんだお前は!」
「うわぁぁぁぁ!」
「た、助けてくrーーー