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第5回5月12日の授業リスポンス

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 第5回5月12日の授業リスポンスを5月14日(水)23時59分までに書き込んでください。

Iagomickey
作成: 2025/05/12 (月) 16:15:44
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今回、歴代で最も優れた卒業研究を見て多くのことを学ぶことができた。中でも一番印象的であったことは必ず根拠を示していることであった。根拠が示されていることによって、その考え方が主観的なものでなくなっていた。今回見たものには全てに根拠が示されていたので、自分が執筆する際にも、根拠となる明確な理由を添えることを心がけたいと考えた。さらに、世間とは違う解釈をしてもいいのだということを改めて感じた。しかし、それも根拠があっての意見なので、映像分析やカット割りを細かく分析することが求められているのだと再確認することができた。

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第5回ゼミナールお疲れ様でした!

先輩の論文解題でも書かれていたように児玉先輩の構成が第1章から3章に向けて流れに沿った変化を書かれていた部分が自分でも取り入れられるようにまずはパラグラフの段階から流れを統一できるように参考にしたいと感じた。大まかな流れから理由・根拠にするのではなく、章の中の節でピンポイントなシーンを抜粋していくのを自分でもやろうと思う。今まで、理由の部分を説明する時にたるんでしまったので、端的に説明するためにさらに絞って書くために参考にしたいと思う。
スクリーン・ショットが多用されていて視覚的にも分かりやすかった。自分はスクリーンショットを使うかまだ決まっていないが、文で説明するだけでなく視覚的にもあることで根拠として言葉の説明が難しいと感じたらスクリーンショットを用いていきたいと思った。

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今回のゼミで取り上げられたMVP論文を読んで、参考にするべきところが多くあった。特に論文の構成はとても参考になった。自分のレポートは構成が悪く、結論に至るまでの文章構成に一貫性がなく、説得力が乏しい結論になってしまい、うまくまとめられていないことが多くあった。先輩の卒業論文では章ごとに明確にしたい主張が順を追って論じられており、すべての章を経て導き出される論理的で説得力のある結論になっていて、読んでいてわかりやすかった。この卒業論文を参考にして、構成を見直し、論旨のながれが明確で説得力のある論文を書けるようにしたい。

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第5回ゼミナールお疲れ様でした!
 今回は、児玉先輩のMVP論文を読みましたが、「境界線」としての縄が、「マティを助けるもの」として変わったという部分が大変印象的でした。ガラガラ蛇のいる穴に落ちてしまったマティを助けるというのも、旧約聖書に書かれている「ヘビ」「誘惑」「穴」ということと関連付けられており、とても説得力があると感じました。
 また、コグバーンの片目とマティの左手が、人を殺した代償となっているが、どちらも体の片側で代償が共有されているという考えにとても納得しました。ショットだけでなくセリフなど、とても細かい部分にも言及している論文であると感じたのと、児玉先輩は、20分の論文発表の丁度20分で終わり、さらに最後のかっこいい終わり方で締めたことで自然と拍手が起こった伝説の発表であり、今も末廣先生が皆に伝えるような発表を実際に見てみたかったなと思いました。 
 児玉先輩はノートを作っていたということも前回のゼミの時に知ったので、自分も真似しようと思います。

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今回は児玉さんのレポートについての授業でしたが、以前から先生が言われていたように非常に素晴らしいレポートでした。「蛇」や「穴」、「讃美歌」など映画に登場するものひとつひとつを違った角度から考えられており、印象的でした。特に「讃美歌」は宗教についての方向で考えられるものですが、児玉さんのレポートではコグバーンの行動を賛美しているという趣旨であり、異なった角度から考えるユニークさを感じました。また、私は登場人物の言動分析に苦手意識がありますが、授業で、蛇に噛まれること、片目を失うことが復讐の代償へとつながるとあり、映画の大筋を追って考えていくということを学ぶことができました。そして、今回一番印象的だったのはこの映画は恋愛関係については一般的に否定されていたが、児玉さんは恋愛関係について肯定的に考えており、二人の関係性について自分のユニークさと合わせて考えていくという大切なことに再度考えることができました。

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第5回ゼミ、お疲れ様でした!
複数の根拠を組み合わせることで自身の主張を論じるということがとても大切だと、児玉先輩の論文を読んでとても感じました。特に私は、自身の卒業論文の中でも必ずカメラワークの分析を用いた議論にしたいと考えていたため、児玉先輩のカメラワークに関する分析はとても興味深かったです。ひとつのシーンに対するカメラワークの分析が、あたかも実際に児玉先輩がカメラ監督だったかのように、人物の映し方、カットの入れ方の細部まで観察されていて、とても勉強になりました。でも、カメラワークに拘りすぎると視野が狭くなってしまいそうなので、他の演出部分から汲み取れる根拠も混ぜ合わせながら論じることができるようにしたいです。

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第5回ゼミお疲れ様でした!
児玉先輩による映画『トゥルー・グリット』のレポートからは、勇気ある行動が必ずしも正義であるとは限らないと分かりました。一般的に勇気ある行動と言うと、勇気をだして悪に立ち向かうことを表しています。しかし、『トゥルー・グリット』においては勇気ある行動とは“復讐”であるため、勇気ある行動が人を殺める行動となってしまう。それと分かっていて行動に移すのは勇気と覚悟を持っている真の『トゥルー・グリット』である。このように、卒業論文においてどのような面から考察していけばいいのか、また卒業研究のまとめ方についても学ぶことが出来ました。そして、自分はまだ卒業研究のテーマを決める段階にあるため、早くテーマを決めて章立てなども早く終わらせておこうと思います。

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今回のゼミでは、児玉先輩の卒業論文を読んで、構成や根拠の示し方など、卒業研究を進める上でとても参考になる点が多くありました。特に、どの主張にも明確な根拠が添えられていたことで、説得力のある論文になっていると感じました。私は卒業論文では他の作品との比較に力を入れたいと考えています。その際には、ただ似ている点を挙げるだけでなく、違いにも注目しながら、作品ごとの表現の違いやキャラクターの描かれ方の差なども分析に活かしていきたいです。児玉先輩のように、独自の視点を持ちつつも、それをきちんと根拠に基づいて展開することの大切さを改めて実感しました。今後、自分の研究を進めていく中でも、比較の視点や構成の仕方など、今回学んだことを意識していきたいと思います。